日産エクストレイルに「車中泊仕様(マルチベッド)」が登場
2026年1月7日、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(以下NMC)が、エクストレイル「ROCK CREEK マルチベッド」を発表しました。
【確定情報】日産ニュースルームおよびAUTECH公式WEBカタログによると、発売日は2026年2月27日、価格は532万7,300円(税込)。日産の販売会社を通じて購入できるNMC扱いの完成車です。
法人向け限定や特定ディーラー専売ではなく、全国の日産販売店で取り扱われます。NMCが展開する車中泊仕様車シリーズ(セレナ・キャラバン・NV200バネット・クリッパーバン)に続き、SUVカテゴリーでは初のモデルとなります。
確定している仕様・スペック一覧
車両の位置づけ
「エクストレイル ROCK CREEK マルチベッド」は、アウトドア志向の特別仕様車「ROCK CREEK」をベースにした車中泊対応モデルです。後付けオプションではなく、ベッドシステムを標準装備した独立グレードとして設定されています。
主なスペック(出典付き)
- パワートレイン:e-4ORCE(e-POWER 4WD)(出典:日産ニュースルーム)
- 乗車定員:5人/2列シートレイアウト(出典:AUTECH WEBカタログ)
- ベッドシステム:セカンドシート位置から荷室全体に展開可能(出典:日産ニュースルーム)
- ベッドサイズ:奥行き最大1,800mm/幅1,020〜1,150mm(出典:報道※くるまのニュース等)
- ベッドマット厚み:60mm/CORDURA®製・耐水撥水仕様(出典:報道※くるまのニュース等)
- 天井高:ベッド表面から天井まで650mm(出典:報道※くるまのニュース等)
- ベッド下収納:高さ170mm(出典:報道※くるまのニュース等)
- 許容荷重:150kg(出典:AUTECH WEBカタログ)
※ベッドサイズ・天井高・収納高などの数値は、一部メディア報道に基づく情報です。AUTECH公式WEBカタログには寸法図が掲載されていますが、詳細数値の記載箇所が限られるため、購入検討時は販売店で確認してください。
デザイン上の特徴
ベースとなるROCK CREEKの専用内外装に加え、ベッドマットには溶岩をイメージした「ラバレッド」のステッチを採用。インテリア全体で統一感を出しています。また、荷室には硬質フロアパネルが装備されています(出典:日産ニュースルーム)。
根拠となる公式・報道ソース
NMC/日産公式
大手メディア報道
- ORICON NEWS|日産『エクストレイル』に車中泊仕様モデル登場
- Car Watch|NMC、エクストレイルの車中泊仕様「ロッククリーク マルチベッド」
- webCG|「日産エクストレイル」の車中泊仕様「ロッククリーク マルチベッド」登場
- くるまのニュース|日産「”車中泊”エクストレイル」発表
よくある疑問(FAQ)
Q. 本当に発売されるの?噂じゃなくて?
【確定】2026年1月7日にNMCが正式発表済み。日産ニュースルームにプレスリリースが掲載されており、AUTECH公式サイトにはWEBカタログも公開されています。発売日は2026年2月27日です。
Q. 市販車?特装車?ディーラー限定?
【確定】全国の日産販売店で購入可能なNMC扱いの完成車です。法人専用や特定ディーラー限定ではありません。ただし、NMC扱いのため「持込み登録」となり、通常のエクストレイルとは納車フローが異なる可能性があります。
Q. 車中泊で実際に何ができる?
【確定情報から】セカンドシートを倒すとベッドが展開でき、大人2人が横になれるスペースが確保されます(許容荷重150kg)。ベッド下には収納スペースがあり、荷物を積んだまま就寝可能です。
【推測・一般論】天井高650mmという数値から、車内で座っての作業や着替えには制約がありそうです。ソロ〜2人での仮眠・車中泊向けと考えるのが現実的でしょう。
Q. 価格は高い?妥当?
【確定】価格532万7,300円。ベースのROCK CREEK e-4ORCE(475万6,400円)との差額は約57万円です(出典:AUTECH WEBカタログ)。
【参考情報】市販の車中泊用ベッドキットは一般的に20〜40万円程度。純正で設計段階から最適化されている点をどう評価するかは、購入者の判断になります。
車中泊ユーザーが注目する理由
SUV×純正ベッドシステムという希少性
NMCの車中泊仕様車はこれまでミニバン(セレナ)や商用バン(キャラバン、NV200バネット)が中心でした。SUVで純正のベッドシステムが設定されるのは珍しく、アウトドア派から注目を集めています。
e-4ORCEによる走破性
エクストレイルに搭載される「e-4ORCE」は、前後の電動モーターを独立制御する4WDシステムです。雪道や未舗装路での安定性が高く、冬の車中泊スポットや山間部のキャンプ場へのアクセスに向いています。
冬の車中泊との相性(一般論)
e-POWERはエンジンで発電しモーターで駆動するシステムです。一般的に、アイドリング状態でもエアコンが効率よく動作するとされており、寒冷地での車中泊でFFヒーターなしでも暖房が使いやすい可能性があります。ただし、長時間のアイドリングは燃料消費や騒音の問題があるため、ポータブル電源との併用が現実的です。
通常のエクストレイルとの違い
通常のエクストレイルやROCK CREEKでも後席を倒せばフラットに近い空間は作れますが、マルチベッドには以下の専用装備があります。
- 60mm厚の専用ベッドマット(CORDURA®製)
- ベッド下170mmの専用収納スペース
- 脚の着脱による簡単なベッド展開・収納機構
- 硬質フロアパネル
車中泊で困りがちなこと&対策装備
「ROCK CREEK マルチベッド」は車中泊のベースとしては優秀ですが、快適に過ごすには追加の装備が必要になるケースがほとんどです。よくある困りごとと対策を整理しました。
困りごと①:冬場の底冷え
純正ベッドマットは60mm厚ですが、真冬は床面からの冷気が気になる場合があります。断熱性の高いインフレータブルマットや、銀マットを追加すると底冷えを軽減できます。
【参考】冬キャンプ用マットの選び方ガイド
困りごと②:暖房なしだと寒くて眠れない
エンジンをかけたまま暖房を使い続けるのは、燃料消費・騒音・排ガスの問題があります。暖房に頼らず眠るなら、-5℃〜-15℃対応クラスの冬用寝袋が有効です。
困りごと③:窓からの冷気・結露・目隠し
車の窓は断熱性が低く、外気温との差で結露も発生しやすいです。窓用の断熱シェードやサンシェードを使うと、冷気遮断・結露軽減・プライバシー確保を同時に対策できます。
困りごと④:スマホや電気毛布の電源確保
車のバッテリーから電源を取り続けるとバッテリー上がりのリスクがあります。スマホ充電、電気毛布、扇風機などを安心して使いたいなら、ポータブル電源を別途用意するのがおすすめです。
【参考】冬キャンプ×ポータブル電源活用術
困りごと⑤:車内が暗くて手元が見えない
車内灯だけでは読書や作業には暗いことが多いです。調光機能付きのLEDランタンがあると、就寝前のリラックスタイムも快適に過ごせます。
【参考】おすすめLEDランタン特集
購入前に知っておくべき注意点
販売形態について
本モデルはNMC扱いの完成車であり、全国の日産販売店で購入できます。ただし「持込み登録」となるため、通常のエクストレイルとは納車までのフローや期間が異なる可能性があります。納期については販売店に確認してください。
価格について
車両本体価格532万7,300円(税込)。ボディカラーによっては特別塗装色で追加費用が発生します(2トーンカラー:93,500円、単色の特別塗装色:49,500円)(出典:AUTECH WEBカタログ)。
発売前の仕様変更の可能性
本記事の情報は2026年1月7日時点の発表内容に基づいています。発売(2月27日予定)までに細部が変更される可能性もあるため、最終的な仕様・価格は販売店で確認してください。
実車確認について
2026年1月9日〜11日に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」にて、アクセサリーパッケージ装着車が出展予定です(出典:日産ニュースルーム)。購入前に実車を見たい方は、このタイミングで確認できます。
【考察】車中泊ユーザー視点での評価(主観)
ここからは、公式情報ではなく筆者の考察です。参考程度にお読みください。
ベッドサイズの実用性
奥行き1,800mm、幅1,020〜1,150mmというスペースは、身長170cm台の大人2人がなんとか横になれるサイズ感と推測されます。ゆったり使うならソロ〜1.5人(大人1人+子ども)が快適ラインではないでしょうか。
天井高650mmの使用感
ベッド上で座ると頭が天井に近く、着替えなどは寝転がりながら行うことになりそうです。ミニバンのセレナ マルチベッドと比較すると居住性は劣りますが、SUVとしてはこれが限界でしょう。走破性とのトレードオフです。
ベッド下収納の便利さ
高さ170mmの収納があれば、着替え・小物・翌朝の食材などをベッド下に入れておけます。就寝時に荷物の置き場に困らないのは大きなメリットです。
電源問題は自己解決が必要
e-POWERは車内でエアコンを使いやすいシステムですが、長時間アイドリングし続けるのは現実的ではありません。ポータブル電源の用意を強くおすすめします。
更新ログ/今後追記予定の項目
本記事はnoindex前提のストック記事です。以下の情報が判明次第、追記・修正を行います。
- 発売後の納期情報:実際の納車までの期間(発売後に販売店取材予定)
- 実車レビュー:東京オートサロン2026での実車確認レポート
- ベッドサイズの実測値:公式カタログの寸法図と実測の比較
- 見積例:オプション込みの総額シミュレーション
- 競合比較:セレナ マルチベッド、他社SUV車中泊仕様との比較表
- ユーザーレビュー:実際に購入した方の使用感(発売後に収集)
【最終更新】2026年1月8日(初稿公開)
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まとめ
【確定情報】エクストレイル「ROCK CREEK マルチベッド」は、NMCが2026年1月7日に発表した車中泊対応SUVです。価格532万7,300円(税込)、発売は2026年2月27日予定。全国の日産販売店で購入可能なNMC扱いの完成車であり、SUVカテゴリーでは同シリーズ初のモデルとなります。
ベッドシステムや収納スペースは純正ならではの完成度が期待できますが、快適な車中泊のためには寝袋・マット・ポータブル電源などの追加装備が必要です。購入を検討する際は、発売前に仕様が変更される可能性も考慮し、最新情報を販売店で確認してください。



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