ソロキャンプ用テントを2人で使うのは狭い?実際に試して分かった快適性とおすすめ2人用テントの選び方

キャンプ

ソロテント持ってるから、2人でもこれで行けるかな?」「わざわざ2人用テント買わなくても、ソロテントで十分じゃない?」

カップルや夫婦でキャンプを始めようとする時、こんな風に考える方は多いのではないでしょうか。実は、私もそう思っていた一人でした。

結論から言うと、ソロテントを2人で使うのは、かなり厳しいです。一晩過ごすことは可能ですが、快適性は大幅に犠牲になります。

この記事では、実際にソロテントを2人で使った体験談と、なぜ狭いのか、2人用テントとの違いを徹底解説します。

💬真空パックかい

【体験談】ソロテント(1人用)を2人で使って大失敗した夜

まずは、私が実際にソロテントを2人で使って失敗した体験をお話しします。

失敗体験:Coleman ツーリングドームSTを2人で使用

2023年4月、彼女と初めてのデュオキャンプに行くことになりました。私はソロキャンプ用にColeman ツーリングドームST(1〜2人用)を持っていたので、「これで行けるでしょ」と軽く考えていました。

テントのスペック

  • サイズ:約210×120×100cm
  • 収容人数:1〜2人用
  • 実際のインナーテント床面積:約2.5㎡

何が問題だったのか?

設営時は「まあ、なんとかなるかな」と思っていました。しかし、いざ2人で寝袋を並べてみると…

  1. 荷物を置く場所が一切ない
    2人の寝袋を敷いただけで、テント内がほぼ埋まってしまいました。リュック、着替え、充電器などの荷物は全て車や前室(外)に置くことに。雨が降ったら荷物が濡れてしまいそうで不安でした。
  2. 寝返りを打てない
    寝袋同士がピッタリくっついているため、寝返りを打つと相手にぶつかってしまいます。夜中に何度も「ごめん」と謝る羽目に。
  3. 着替えができない
    朝、テント内で着替えようとしましたが、2人が同時に立ったり座ったりするスペースがありません。結局、順番に外で着替えることになり、朝の冷え込みで体が冷えました。
  4. テント内がギスギスした雰囲気に
    狭すぎて、お互いに気を遣いすぎてしまい、リラックスできませんでした。彼女は「次からは広いテントにしよう」と不機嫌に。楽しいはずのキャンプが、ストレスの原因になってしまいました。

💡 結論:この経験から、「ソロテントを2人で使うのは無理」と痛感しました。翌月、すぐに3人用テント(Snow Peak アメニティドームS)を購入したのは言うまでもありません。

ソロテントが2人では狭い理由|サイズを徹底比較

なぜソロテント(1人用)を2人で使うと狭いのか?それは、テントの「収容人数」表記の基準にあります。

テントの「〇人用」は最大収容人数であり、快適人数ではない

テントの収容人数は、JIS規格で「1人あたり幅55cm×長さ180cm」が基準です。つまり、寝袋を敷き詰めた時の最大人数であり、荷物を置くスペースや快適性は一切考慮されていません。

テントサイズ床面積表記上の収容人数実際の快適人数2人で使うと?
ソロ(1人用)約80cm×200cm
(1.6㎡)
1人1人❌ 極端に狭い、荷物は全て外
1〜2人用約120cm×210cm
(2.5㎡)
1〜2人1人がゆったり△ ギリギリ寝られるが窮屈
2人用約130cm×210cm
(2.7㎡)
2人1〜2人○ 2人で寝られるが荷物は外
3人用約180cm×210cm
(3.8㎡)
3人2人がゆったり◎ 2人+荷物で快適
4人用約240cm×240cm
(5.8㎡)
4人2〜3人◎◎ 超広々、テント内でくつろげる

⚠️ 重要:「2人用テント」でさえ、実際に2人で使うと荷物を置くスペースがほとんどありません。2人で快適に過ごすなら「3人用」サイズを選ぶのが鉄則です。

実際のサイズ感を畳(たたみ)で比較

日本の畳1枚のサイズは約180cm×90cm(1.62㎡)です。これを基準に考えると、イメージしやすいでしょう。

  • ソロテント(1人用):畳約1枚分 → 1人でちょうどいい
  • 1〜2人用テント:畳約1.5枚分 → 2人だと超窮屈
  • 2人用テント:畳約1.7枚分 → 2人でギリギリ
  • 3人用テント:畳約2.3枚分 → 2人で快適
  • 4人用テント:畳約3.6枚分 → 2人で超快適

畳1.5枚分の空間に2人が寝ると考えると、かなり狭いことがイメージできますよね。

実際に検証|ソロテント vs 2人用テント vs 3人用テント

理論だけではなく、実際に3つのテントを比較してみました。

検証条件

  • 身長:男性175cm、女性160cm
  • 寝袋:封筒型(幅80cm)を2つ
  • 荷物:リュック2個、クーラーボックス1個、着替え袋2個

検証①:Coleman ツーリングドームST(1〜2人用)

結果:❌ かなり厳しい

  • 2人の寝袋を並べただけで床面積の90%が埋まる
  • 荷物は全て前室に出すしかない
  • 寝返りを打つと相手にぶつかる
  • 同時に着替えることは不可能
  • 快適性:★☆☆☆☆(5点満点中1点)

検証②:DOD ワンポールテントS(2人用)

結果:△ ギリギリ可能だが窮屈

  • 2人の寝袋を並べると、荷物を置くスペースが少しだけある
  • 小さい荷物(スマホ、ライトなど)はテント内に置ける
  • リュックやクーラーボックスは前室へ
  • 寝返りは打てるが、相手を気にしながら
  • 快適性:★★☆☆☆(5点満点中2点)

検証③:Snow Peak アメニティドームS(3人用)

結果:◎ 快適!

  • 2人の寝袋を並べても、中央に十分な荷物スペースがある
  • リュック2個を足元に置ける
  • 着替え袋やスマホなどは枕元に配置可能
  • 2人が同時に着替えても余裕がある
  • 前室も広く、クーラーボックスや靴を置ける
  • 快適性:★★★★★(5点満点中5点)

💡 検証の結論:2人で快適にキャンプを楽しむなら、最低でも2人用、できれば3人用サイズを選ぶべきです。「1〜2人用」テントを2人で使うのは、緊急時以外おすすめできません。

💡 「やっぱり2人用テントを買うべきか…」と感じた方へ:【2025年版】2人用テントおすすめ5選|カップル・デュオキャンプに最適では、予算別・タイプ別におすすめの2人用テントを紹介しています。失敗しない選び方も解説していますので、ぜひご覧ください。

「それでもソロテントを2人で使いたい」という方へ

予算や荷物の都合で、「どうしてもソロテントを2人で使いたい」という方もいるでしょう。その場合、以下の対策を講じることで、少しは快適性が向上します。

対策①:前室が広いソロテントを選ぶ

前室が広ければ、荷物を雨から守りつつ収納できます。前室の奥行きが100cm以上あるモデルを選びましょう。

対策②:荷物を最小限にする

リュックではなく、小さいポーチやスタッフバッグに小分けして荷物を減らしましょう。クーラーボックスではなく、ソフトクーラーを使うのも有効です。

対策③:寝袋を封筒型ではなくマミー型にする

マミー型寝袋は幅が狭い(約60cm)ため、封筒型(約80cm)よりも省スペースです。2人で並べた時に、少しスペースが生まれます。

対策④:別途タープを張る

荷物置き場として、タープを別途張るのも一つの手です。荷物をタープ下に置くことで、テント内が少し広く使えます。

⚠️ ただし、それでも快適性は限定的:上記の対策を全て行っても、ソロテントを2人で使うのは「なんとか一晩過ごせる」レベルです。快適なキャンプを楽しみたいなら、素直に2人用以上のテントを購入することを強くおすすめします。

2人用テントを買うべき5つの理由

「わざわざテントをもう1張り買うのはもったいない」と思うかもしれません。しかし、2人用テントを買うべき理由は明確にあります。

理由①:快適性が全く違う

ソロテントを2人で使うストレスと、3人用テントで2人がゆったり過ごす快適さは、雲泥の差です。一度3人用テントを使うと、もうソロテントには戻れません。

理由②:相手への気遣いが減る

狭いテントだと、お互いに気を遣いすぎて疲れます。広いテントなら、お互いのパーソナルスペースが確保され、リラックスできます。

理由③:雨天時も快適に過ごせる

雨の日、狭いテント内で2人がずっと過ごすのは苦痛です。3人用テントなら、テント内で食事をしたり、トランプをしたりと、雨の日も楽しめます。

理由④:友人や家族が増えても使える

3人用テントなら、将来的に子供が生まれたり、友人を誘ったりした時にも使えます。拡張性があるサイズです。

理由⑤:中古でも売れる

2〜3人用テントは需要が高いため、メルカリやヤフオクで売却しやすいです。使わなくなっても、損失は最小限に抑えられます。

🔍 具体的な2人用テントを知りたい方へ

「じゃあ、どの2人用テントを買えばいいの?」という方は、2人用テントおすすめ5選をご覧ください。

予算別(1万円台〜3万円台)、タイプ別(ドーム型・ワンポール型・2ルーム型)に、失敗しないテントを厳選して紹介しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. ソロテントを2人で使うのは絶対にダメ?

絶対にダメというわけではありません。ただし、快適性は大幅に犠牲になります。一晩だけの緊急避難的な使い方なら可能ですが、定期的にデュオキャンプを楽しみたいなら、2人用以上のテントを購入すべきです。

Q2. 2人用テントと3人用テント、どっちを買うべき?

2人で使うなら、3人用テントがおすすめです。2人用テントでも寝られますが、荷物を置くスペースが少なく、やや窮屈です。3人用なら、2人+荷物でゆったり過ごせます。

Q3. ソロテントを2人で使って、前室に寝るのはアリ?

前室は基本的に荷物置き場であり、寝るスペースとしては設計されていません。防水性も弱く、雨が染み込む可能性があります。また、虫の侵入リスクも高いため、おすすめしません。

Q4. 登山用の軽量ソロテントは2人で使える?

mont-bellのステラリッジテント2型など、「2人用」と表記された登山用テントでも、実際は1〜2人がギリギリ寝られるサイズです。荷物を置くスペースはほぼありません。快適性を求めるなら、登山用でも3人用サイズを選びましょう。

Q5. ワンポールテントなら2人でも広く使える?

ワンポールテントは床面積が広めに設計されていることが多いため、同じ「2人用」表記でもドーム型より広く感じます。ただし、中央にポールがあるため、デッドスペースが生まれる点に注意が必要です。

まとめ:ソロテントを2人で使うのは「可能だが快適ではない」

ソロテント(1人用)や1〜2人用テントを2人で使うことは物理的には可能ですが、快適性は大幅に犠牲になります。寝返りを打てない、荷物を置けない、着替えができないといったストレスを感じながら一晩を過ごすことになります。

私自身、ソロテントを2人で使って大失敗した経験から、「2人で使うなら3人用テント」という結論に至りました。たった1〜2万円の追加投資で、キャンプの快適性が劇的に向上します。

最後に

テントは、キャンプの拠点となる最も重要なギアです。「もったいないから」と妥協して選ぶと、結局買い直すことになり、余計にお金がかかります。

最初から自分たちに合ったサイズのテントを選ぶことが、長期的に見て最もコスパの良い選択です。快適な2人キャンプライフを楽しんでください!

🎯 次は2人用テント選びへ

「やっぱり2人用テントを買おう」と決めた方は、次のステップとして具体的な商品選びに進みましょう。

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