「楽しみにしていた初フェス。でも、靴擦れで歩けなくなって、スマホの充電も切れて、寒さに震えながら帰った……」
これは、私が初めてフェスに参加したときの失敗談です。事前に調べたつもりでも、実際に行ってみると「こんなはずじゃなかった」ことばかり。特につらかったのは、以下の3つでした:
- スニーカーのはずが靴擦れ:新品の靴で行ったら、午後には足が痛くて歩けない状態に
- スマホが午後3時に電池切れ:タイムテーブル確認も写真撮影もできず、友達とも連絡不能
- 夜の冷え込みを甘く見た:日中は暑かったのに、夜は震えるほど寒く、風邪をひきかけた
でも、この失敗があったからこそ、「本当に必要な準備」が何かを学びました。
この記事では、初フェスで失敗しないための準備のすべてを、私の失敗経験と15年以上のフェス参加経験をもとに解説します。「何を持っていくか」だけでなく、「なぜ必要か」「どう選ぶか」まで、具体的にお伝えします。

初フェス前に知っておくべき「選び方の基準」
初フェスの準備で一番大切なのは、「フェスは想像以上に過酷な環境」という前提を理解することです。
フェスが「過酷」な3つの理由
1. 長時間の立ちっぱなし+歩行
フェスでは1日で平均1万歩以上歩きます。ステージ間の移動、トイレの往復、フードエリアへの行き来……想像以上に足への負担が大きいです。
だからこそ:履き慣れた靴、クッション性の高いインソール、予備の絆創膏が必須になります。
2. 天候の急変に対応できない
屋外フェスでは、日中30℃→夜15℃という寒暖差も珍しくありません。また、晴れ予報でも突然の雨に見舞われることもあります。
だからこそ:重ね着で調整できる服装と、コンパクトなレインウェアが重要です。
3. 充電・補給できる場所が限られる
会場内には充電スポットも自販機もありますが、常に長蛇の列。自由に使えると思わない方が賢明です。
だからこそ:モバイルバッテリーは必須。水分も多めに持参するのが安心です。
持ち物選びの3つの基準
基準1:「両手が自由になるか」
フェスでは常に動き回ります。荷物はリュックかボディバッグに入れて、両手を自由にしておくことが快適さの基本です。
→ 詳しくは:2025年フェス必須!人気サコッシュ&ボディバッグ特集
基準2:「壊れても諦められるか」
人混みでぶつかったり、地面に置いたら汚れたり……フェスは持ち物が傷つきやすい環境です。高価なものは避け、実用性重視で選びましょう。
基準3:「本当に使うか」
「念のため」で持っていくものが多すぎると、重さで疲れます。本当に使うものだけを厳選することが、体力温存の秘訣です。
初フェス持ち物リスト:カテゴリ別の選び方
ここからは、カテゴリ別に「なぜ必要か」「どう選ぶか」「具体的なおすすめ」を解説します。
【必須】チケット・貴重品
入場チケット
- 紙チケット:防水のクリアファイルに入れる
- 電子チケット:スクリーンショットを保存しておく(電波が悪い場合に備えて)
失敗しないコツ:紙チケットの場合、雨で濡れたり、汗でにじんだりしないよう、必ず防水ケースに入れましょう。
身分証明書
本人確認が必要なフェスも増えています。運転免許証や保険証のコピーを持参すると安心です。
現金
キャッシュレス対応のフェスも増えていますが、万が一に備えて現金は3,000〜5,000円持っておくと安心です。
【必須】水分・塩分補給
水・スポーツドリンク
なぜ必要か:夏フェスでは熱中症リスクが高く、こまめな水分補給が命を守ります。
どう選ぶか:
- 持ち込み可能な会場:500mlペットボトル2〜3本を凍らせて持参(保冷剤代わりにもなる)
- 持ち込み不可の会場:会場内で購入(長蛇の列を覚悟)
こんな人におすすめ:特に夏フェス参加者は、水だけでなく塩分補給ができるスポーツドリンクを1本は持っていきましょう。
塩分タブレット・飴
汗で失われる塩分を手軽に補給できます。ポケットに忍ばせておくと、いつでも食べられて便利です。
→ 夏フェスの熱中症対策について詳しくは:【完全版】夏フェスで知っておきたい熱中症対策|絶対に準備すべき持ち物リスト
【必須】日焼け・暑さ対策
日焼け止め
なぜ必要か:屋外で長時間過ごすと、想像以上に日焼けします。特に首の後ろや腕は焼けやすい部位です。
どう選ぶか:SPF50+、PA++++のウォータープルーフタイプがおすすめ。小さいサイズで持ち運びやすいものを。
帽子
どう選ぶか:
- キャップ:カジュアルでコーデに合わせやすい
- ハット:360度日除けができるが、風で飛ばされやすい(顎紐付きがベター)
失敗しないコツ:お気に入りの帽子は避け、汚れても気にならないものを選びましょう。
タオル・冷却グッズ
首に巻けるタオルや、瞬間冷却スプレーがあると、暑さ対策に効果的です。
【必須】雨対策
レインコート・ポンチョ
なぜ必要か:突然の雨でも、音楽を楽しみ続けるため。傘は禁止のフェスが多いです。
どう選ぶか:
- ポンチョタイプ:リュックごと覆える。着脱が楽。ただし風に弱い
- セパレートタイプ:動きやすく、本格的な雨にも対応。ただしかさばる
こんな人におすすめ:初心者は、コンパクトに収納できるポンチョタイプが使いやすいです。
防水バッグ・ジップロック
スマホやチケットが濡れないよう、ジップロックに入れておくと安心です。
→ 雨対策について詳しくは:【完全版】雨の日フェス必携グッズ10選|濡れずに快適に楽しむための最強アイテムまとめ
→ レインウェアの選び方:フェス初心者向け!雨でも楽しめるレインウェア完全ガイド
【必須】電子機器
スマホ
タイムテーブル確認、写真撮影、友達との連絡……フェスでスマホは必須です。
モバイルバッテリー
なぜ必要か:1日中スマホを使うと、午後には電池切れになります。
どう選ぶか:
- 容量:10,000mAh以上あれば、スマホを2〜3回フル充電可能
- 重さ:200g前後の軽量タイプが持ち運びやすい
- ケーブル:充電ケーブルも忘れずに
こんな人におすすめ:写真をたくさん撮りたい人、友達と連絡を取り合う人は、2個持ちも検討を。
失敗しないコツ:前日に必ずフル充電しておきましょう。当日の朝に充電し忘れると致命的です。
【必須】服装・靴
靴の選び方
なぜ重要か:1日で1万歩以上歩くフェスでは、靴選びが快適さを左右します。
どう選ぶか:
- ✅ おすすめ:履き慣れたスニーカー、トレッキングシューズ
- ❌ 避けるべき:サンダル、新品の靴、ヒールのある靴
失敗しないコツ:新品の靴は絶対にNG。必ず履き慣れた靴で行きましょう。念のため絆創膏を持参すると安心です。
服装の基本
重ね着できる服装が鉄則です。
- インナー:吸汗速乾素材のTシャツ
- アウター:薄手のパーカーやウインドブレーカー(夜の冷え込み対策)
- ボトムス:動きやすいパンツ(スカートは避ける)
→ 服装について詳しくは:フェスの服装【春夏秋】季節別コーデ完全ガイド
→ 冬フェスの場合:冬フェスの服装で失敗しない5つの装備力ポイント|防寒と快適さを両立
【必須】バッグ
なぜ重要か:両手が自由になるバッグでないと、長時間のフェスは疲れます。
どう選ぶか:
- リュック:容量が大きく、荷物が多い人向け。ただし背負ったままだと邪魔になることも
- ボディバッグ・サコッシュ:コンパクトで動きやすい。貴重品とスマホだけ持ち歩く人向け
こんな人におすすめ:
- 荷物が多い人:リュック(20L前後)
- 身軽に動きたい人:ボディバッグ・サコッシュ
→ バッグ選びについて詳しくは:2025年フェス必須!人気サコッシュ&ボディバッグ特集
【あると便利】快適グッズ
レジャーシート
休憩時に地面に座るために。コンパクトに折りたためるものがおすすめです。
ウェットティッシュ
手を拭く、汗を拭く、汚れを落とす……フェスでは意外と活躍します。
軽量チェア
持ち込み可能な会場なら、軽量チェアがあると休憩が快適になります。
→ チェア選びについて:フェスに最適な軽量チェア5選【長時間でも疲れない】
耳栓
大音量から耳を守るために。長時間の音楽鑑賞では耳への負担を軽減できます。
チケット・宿泊・交通手段の手配タイミング
初フェスで意外と見落としがちなのが、手配のタイミングです。
理想的な手配の流れ
フェス2〜3ヶ月前:チケット購入
人気フェスはチケット発売後すぐに売り切れることもあります。発売日をカレンダーに登録しておきましょう。
チケット入手後すぐ:宿泊・交通手段を確保
会場周辺のホテルは、チケット発売と同時に埋まり始めます。チケットが取れたら即座に宿を予約するのが鉄則です。
- 遠方参加の場合:最寄り駅〜会場のシャトルバスの時刻も確認
- 日帰りの場合:終電時刻を確認(混雑で乗れないことも)
1週間前:天気予報をチェック
雨予報なら雨具を追加、暑い予報なら暑さ対策グッズを増やすなど、天候に合わせて持ち物を調整します。
前日:持ち物の最終確認
チェックリストを見ながら、荷物を準備。特にチケット・モバイルバッテリーの充電・現金は忘れずに。
初フェス当日のスケジュールの立て方
フェスは想像以上に時間が早く過ぎます。事前にスケジュールを立てることが、満足度を左右します。

到着から開演までの流れ
- 入場待機列に並ぶ(開場1〜2時間前) 人気フェスは開場前から長蛇の列ができます。早めに到着して、余裕を持って入場しましょう。
- リストバンド受け取り 再入場の可否を確認。再入場不可の場合、荷物を置ける場所がないか事前に調べておくと安心です。
- 会場マップをチェック トイレ、フードエリア、休憩スペースの場所を把握しておくと、スムーズに動けます。
- ベースキャンプエリアを確保(可能な場合) 荷物を置ける場所を確保しておくと、身軽に動けます。
ステージ移動・休憩・食事の時間配分
- 1公演ごとに30分の休憩を確保:立ちっぱなしは想像以上に疲れます
- 食事はピークを避ける:11時台または15時台が比較的空いています
- トイレは早めに:ライブ直前は大混雑します
モデルスケジュール例
| 時間 | 行動内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 8:30 | 会場到着・リストバンド受け取り | 開場前に到着すると、入場がスムーズ |
| 10:00 | 1組目のアーティスト観覧 | 前方で見たい場合は早めに場所取り |
| 11:30 | 休憩・軽食 | 昼のピーク前に済ませる |
| 12:30 | 2組目のアーティスト観覧 | – |
| 14:00 | フードエリアで食事 | 少し遅めの時間帯は比較的空いている |
| 15:30 | サブステージで休憩しながら観覧 | 体力温存のため、座って見られるエリアへ |
| 17:00 | メインアクトで盛り上がる | 見たいアーティストは前方確保を |
| 19:30 | 退場・混雑回避して帰路へ | アンコール前退場で電車・バスの混雑回避 |
帰りの混雑を避けるコツ
- アンコール前に退場:最後まで見たい気持ちはわかりますが、帰りのバス・電車の混雑を避けたい場合は、少し早めの退場も選択肢
- 周辺で時間調整:カフェやコンビニで30分休憩してから移動すると、混雑が緩和されます
フェスをもっと楽しむためのコツとマナー
体力を保つためのペース配分
フェスは長時間立ちっぱなしで、想像以上に体力を消耗します。1時間に1度は座って休むことを意識しましょう。
- 食事は軽めに:満腹になると動きづらく、眠くなります
- こまめな水分補給:喉が渇く前に飲むのが基本
- 日陰や木陰で休憩:直射日光を避けるだけで体力消耗が減ります
フェスマナーの基本
撮影マナー
- 撮影禁止エリアではカメラ・スマホを向けない
- 前の人の視界を遮らないよう、腕を高く上げすぎない
場所取りのマナー
- 大きな荷物でスペースを独占しない
- 前に出たい場合は、ライブの合間に移動する
- 後ろから前に出る時は「すみません」と声をかける
ゴミのマナー
- ゴミは必ず持ち帰るか、指定のゴミ箱へ
- ビニール袋を持参しておくと便利
→ 初心者がやりがちな失敗について:フェス初心者がやりがちな失敗7選と回避法
ソロ参加でも楽しめるコツ
初フェスを一人で参加する人も増えています。ソロ参加ならではの自由を楽しみましょう。
- 好きなアーティストだけ見られる:友達に合わせる必要がない
- 休憩も自分のペース:疲れたら自由に休める
- 隣の人に話しかけてみる:「どのアーティスト見た?」などの軽い会話から仲間ができることも
→ ソロ参加について詳しくは:【ソロ参加OK】一人で行くフェスの始め方
まとめ|初フェスを最高の思い出にするために
初フェスは、準備さえしっかりすれば、誰でも快適に楽しめます。

この記事のポイント
- フェスは想像以上に過酷:長時間立ちっぱなし、天候の変化、充電・補給の制限がある
- 持ち物は「両手が自由」「壊れても諦められる」「本当に使う」で選ぶ
- 靴は履き慣れたもの:新品の靴は絶対NG
- モバイルバッテリーは必須:2個持ちも検討を
- 重ね着で温度調整:日中と夜の寒暖差に対応
- チケット入手後すぐ宿泊予約:遠方参加は早めの手配が鉄則
- 1時間に1度は休憩:体力温存が楽しむコツ
- マナーを守る:周囲への配慮がフェスの楽しさを倍増させる
一番大切なのは、「楽しむ気持ち」です。完璧を求めず、失敗も含めてフェスの思い出にしましょう。
→ さらに詳しい持ち物リストは:初心者必見!音楽フェス持ち物リスト&準備完全ガイド
🔰 初フェスの「困った」を相談してみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
記事を読んでも、まだ少し不安なことはありませんか?
- 「雨予報だけど、この靴で大丈夫?」
- 「リュックとボディバッグ、どっちが楽?」
- 「ソロ参戦で浮かないか心配…」
- 「持ち物、これで足りてる?」
など、どんな小さなことでも構いません。
「これから行くフェス名」や「今の準備状況」などをコメント欄に書いていただければ、15年以上のフェス参加経験をもとにアドバイスします!
一緒に不安を解消して、当日は思いっきり楽しみましょう🙌



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