フェス初心者がやりがちな失敗7選と回避法

フェス

「楽しみにしてたのに…」初フェスで後悔した私の失敗談

初めてのフェス参戦、ワクワクしながら会場に着いたものの、開始1時間で「こんなはずじゃなかった…」と後悔したことはありませんか?

私も初フェスのとき、昼間は汗だくで夜は凍えそうになり、スマホは午後3時に充電切れ、足は痛くて会場を半分も回れず…楽しみにしていたバンドのステージを遠くから見るだけで終わってしまいました。

フェス会場は日常とまったく違う環境です。コンビニはなく、トイレは長蛇の列、天候は急変し、気温差は10度以上。こうした「非日常の過酷さ」を想定していないと、せっかくの音楽体験が台無しになってしまいます。

この記事では、フェス初心者が必ずと言っていいほど経験する7つの失敗と、その具体的な回避方法をご紹介します。事前準備さえ整えれば、快適さは何倍にも変わります。

なぜ初心者は失敗するのか? 3つの思い込み

多くの初心者がつまずく原因は、次の3つの思い込みです。

思い込み①「普段の外出と同じ格好でいける」

フェス会場は朝晩の気温差が大きく、昼は30度超え、夜は15度以下なんてことも。しかも一日中立ちっぱなし、歩きっぱなしです。普段着では対応しきれません。

思い込み②「会場でなんとかなる」

会場の売店は激混み、充電スポットは争奪戦、トイレは常に行列。「困ったら買えばいい」は通用しない環境です。

思い込み③「荷物は多い方が安心」

実は逆です。フェスは移動が多く、重い荷物は体力を奪います。必要最小限で軽くまとめることが、最高の快適さにつながります。

では、具体的にどんな失敗が多いのか、そしてどう対策すべきか見ていきましょう。

フェス初心者が必ずやる7つの失敗と回避法

【失敗①】気温差対策が甘くて体調を崩す

実際の失敗談:
「夏フェスだから半袖短パンで行ったら、夜のステージで寒すぎて震えが止まらなくなりました。ライブに集中できず、途中で帰ることに…」(20代女性・初フェス参加者)

■ なぜこの失敗が起きるのか

フェス会場は屋外が基本。昼間は直射日光で35度近くになる一方、日が沈むと一気に15〜20度まで下がります。この気温差15度以上の環境に、普段着では対応できません。

特に山間部のフェス会場や、海沿いの会場では風も強く、想像以上に体温が奪われます。

■ 選び方の本質:レイヤリングで調節できる服装

フェスの服装は「脱ぎ着で調整できること」が大前提です。以下の3層構造を基本にしましょう。

  • ベースレイヤー(肌に触れる層):速乾性Tシャツやポロシャツ。汗をかいても乾きやすい素材を選ぶ
  • ミッドレイヤー(中間層):薄手のパーカーやウィンドシェル。昼間は腰に巻いて携帯
  • アウターレイヤー(防寒層):軽量ダウンやフリース。夜用に必ず持参

■ おすすめアイテム

【軽量ダウンジャケット】

こんな人におすすめ:
夜のステージまでしっかり楽しみたい人、秋冬フェス参加者

メリット:

  • ポケッタブル仕様でバッグに入れても場所を取らない(500mlペットボトルサイズ)
  • ダウン比率80%以上なら薄くても暖かい
  • 重量200g前後なら持ち運びの負担が少ない

デメリット:

  • 雨に弱い(撥水加工のものを選ぶか、レインウェアと併用が必要)
  • 焚き火エリアでは火の粉に注意

【ウィンドシェル】

こんな人におすすめ:
春夏フェス参加者、荷物を極限まで減らしたい人

メリット:

  • 超軽量(100〜150g程度)でかさばらない
  • 防風性があり、体感温度を5度程度上げられる
  • 急な雨にも小雨程度なら対応可能

デメリット:

  • 保温性はダウンほど高くない
  • 真冬のフェスには不十分

※関連記事:フェスの服装【春夏秋】季節別コーデ完全ガイド

【失敗②】スマホの充電が切れて待ち合わせできない

実際の失敗談:
「友達と『13時にメインステージ前で』と約束してたのに、午前中に写真を撮りまくって12時にバッテリー切れ。会場Wi-Fiもなく、待ち合わせ場所にも行けず、結局一人で過ごすことに…」(30代男性)

■ なぜこの失敗が起きるのか

フェス会場では、スマホが驚くほど早く電池切れします。理由は以下の通りです。

  • 電波が悪い:山間部や人が密集する場所では電波を探し続けて電池を消耗
  • 地図アプリの使用:GPS常時起動で大量の電力消費
  • 写真・動画撮影:明るい屋外では画面輝度が自動で最大になる
  • 暑さ:高温環境ではバッテリーの消耗が加速

フル充電で来ても、普通に使っているだけで午後には電池切れというのがフェスの現実です。

■ 選び方の本質:容量と携帯性のバランス

モバイルバッテリー選びで重要なのは、「何回充電できるか」と「重さ」のバランスです。

一般的なスマホのバッテリー容量は3,000〜4,000mAh程度。フェスでは最低でも1回、できれば2回分の充電ができる容量が安心です。

  • 10,000mAh:スマホ約2回充電可能、重量200g前後、日帰りフェス向け
  • 20,000mAh:スマホ約4回充電可能、重量400g前後、2日間フェスや複数デバイス持ち込み向け

■ おすすめアイテム

【10,000mAhモバイルバッテリー】

こんな人におすすめ:
日帰りフェス参加者、荷物を軽くしたい人

メリット:

  • スマホを約2回フル充電できる(実質容量6,000〜7,000mAh)
  • 重量200g前後で持ち運びしやすい
  • 急速充電対応なら30分で50%まで充電可能

デメリット:

  • 複数デバイス(スマホ+カメラなど)を充電するには容量不足
  • 充電回数が多いと夕方には空になる可能性

【20,000mAhモバイルバッテリー】

こんな人におすすめ:
2日間フェス参加者、カメラなど複数デバイスを使う人

メリット:

  • スマホを約4回フル充電できる安心感
  • 複数デバイスを同時充電可能(3ポート搭載モデルが便利)
  • 友達とシェアしても余裕

デメリット:

  • 重量400g前後と重い(ペットボトル1本分)
  • サイズが大きくバッグ内でかさばる

【節電のコツ】

  • 画面輝度を下げる(自動調整をOFF)
  • Bluetooth、GPS、Wi-Fiは使わないときOFF
  • 機内モードにして必要なときだけ解除
  • 低電力モードを常時ON

【失敗③】足が痛くて会場を回れない

実際の失敗談:
「おしゃれなスニーカーで行ったら、午後には足の裏が痛すぎて歩けない状態に。お目当てのアーティストのステージも、遠くから座って見るだけでした」(20代女性)

■ なぜこの失敗が起きるのか

フェスでは1日で2〜3万歩は当たり前。しかも、以下の悪条件が重なります。

  • 地面が不安定:芝生、砂利、泥などでクッション性のない靴だと足への負担が大きい
  • 立ちっぱなし:ライブ中は数時間立ち続けることも
  • 荷物の重さ:バッグの重量が足腰に負担をかける

ファッション性重視の靴や、履き慣れない新品の靴は、フェスの過酷な環境に耐えられません。

■ 選び方の本質:クッション性と疲れにくさ

フェスで重要なのは「見た目より機能」です。以下のポイントを押さえましょう。

  • クッション性:厚底ソールやエアクッション搭載モデル
  • 軽量性:片足300g以下が理想
  • 履き慣れている:新品は避け、最低でも3回は履いて慣らしておく
  • 防水性:雨や朝露で濡れても大丈夫な素材

【選ぶべきシューズのタイプ】

  • トレイルランニングシューズ
  • ウォーキングシューズ
  • アウトドアスニーカー
  • 厚底スポーツサンダル(夏限定)

【避けるべきシューズ】

  • ヒールやパンプス
  • ソールが薄いコンバースなどのキャンバススニーカー
  • 新品の靴
  • 長時間履いたことがない靴

※関連記事:春フェス・キャンプに最適なアウトドアシューズ完全ガイド

【失敗④】食事と水分補給で長時間並んで体力消耗

実際の失敗談:
「お昼時にフェス飯を食べようと並んだら、40分待ち。やっと食べ終わったら次のバンドの時間に間に合わず…。水分も足りなくて軽い熱中症になりかけました」(30代男性)

■ なぜこの失敗が起きるのか

フェス会場の飲食ブースは、ピークタイム(12時〜13時、17時〜18時)には30分〜1時間待ちが当たり前です。さらに:

  • 水分補給も列に並ぶ:自販機も売店も行列
  • 熱中症のリスク:炎天下で待つ間に体調を崩す人も
  • 時間のロス:並んでいる間は何もできない

■ 選び方の本質:自給自足の体制を作る

「会場で買う」を前提にしないのが賢い選択です。以下のアイテムを持参しましょう。

【水分補給アイテム】

こんな人におすすめ:
夏フェス参加者、熱中症が心配な人

メリット:

  • 保冷水筒なら冷たい飲み物を数時間キープ
  • ハイドレーション対応バッグなら歩きながら水分補給可能
  • ペットボトルより軽量で環境にも優しい

デメリット:

  • 保冷水筒は重い(500ml+水で約800g)
  • こまめに飲まないと水が温くなる

【携帯食・エナジーフード】

こんな人におすすめ:
並ぶ時間を減らしたい人、エネルギー切れが心配な人

メリット:

  • すぐにエネルギー補給できる
  • 軽量でかさばらない
  • 暑さで傷みにくい

持参すべき食品例:

  • エナジーバー(カロリーメイトなど)
  • ゼリー飲料
  • ナッツ類
  • 塩分補給タブレット

デメリット:

  • フェス飯の楽しみが減る
  • 食事としての満足感は低い

【賢い食事戦略】

  1. 朝食はしっかり食べて会場入り
  2. 11時頃に早めの昼食を済ませる(ピーク前)
  3. 午後はエナジーバーでつなぐ
  4. 夕方17時前に軽食を取る(夕食ピーク前)
  5. 終演後に会場外でゆっくり食べる

※関連記事:【完全版】夏フェスで知っておきたい熱中症対策

【失敗⑤】雨対策不足で全身びしょ濡れ

実際の失敗談:
「天気予報は曇りだったのに、午後から土砂降りに。持っていた100円ショップのカッパはすぐ破れて、服もバッグも全部びしょ濡れ。寒くてライブどころじゃなくなりました」(20代女性)

■ なぜこの失敗が起きるのか

フェス会場、特に山間部や海沿いは天候が急変しやすい環境です。さらに:

  • 傘は使えない:ほとんどの会場でライブエリアは傘禁止
  • 簡易カッパは破れやすい:数時間の使用に耐えられない
  • 靴が濡れると悲惨:足が冷えて動けなくなる

■ 選び方の本質:耐水圧と透湿性のバランス

フェス用レインウェアを選ぶ際の基準は以下の2点です。

①耐水圧(どれくらいの雨に耐えられるか)

  • 5,000mm:小雨程度
  • 10,000mm:普通の雨(フェスならこれで十分)
  • 20,000mm以上:豪雨や登山用

②透湿性(内部の蒸れを逃がす性能)

  • 5,000g/㎡/24h以上:最低ライン
  • 10,000g/㎡/24h以上:快適に過ごせる(夏フェスならこれ以上)

■ おすすめアイテム

【レインポンチョ】

こんな人におすすめ:
リュックを背負ったままレインウェアを着たい人、脱ぎ着が面倒な人

メリット:

  • リュックごと覆えるので荷物が濡れない
  • 頭からかぶるだけで脱ぎ着が簡単(ライブ中の急な雨にすぐ対応)
  • 風通しが良く蒸れにくい
  • 軽量でコンパクト(200〜300g程度)

デメリット:

  • 強風時は裾がめくれやすい
  • 足元は濡れる(レインパンツとの併用が理想)
  • 動きが激しいと脱げやすい

【速乾タオル】

こんな人におすすめ:
汗っかきな人、荷物を軽くしたい人

メリット:

  • 吸水力が普通のタオルの約3倍
  • 絞ればすぐに再利用できる
  • 軽量でかさばらない(100g以下)
  • 首に巻いて日除けや汗拭きに使える

デメリット:

  • 肌触りは普通のタオルに劣る
  • 乾かす場所の確保が必要

※関連記事:フェス初心者向け!雨でも楽しめるレインウェア完全ガイド

※関連記事:【完全版】雨の日フェス必携グッズ10選

【失敗⑥】荷物が重すぎて体力を奪われる

実際の失敗談:
「念のためあれもこれも持って行ったら、バッグが5kg超えに。午後には肩が痛くて荷物を置く場所を探すだけで精一杯。結局、ほとんどの荷物を使わずに終わりました」(30代男性)

■ なぜこの失敗が起きるのか

「備えあれば憂いなし」の精神で荷物を詰め込むと、フェスでは逆効果です。

  • 一日中背負い続ける:5kgの荷物を8時間背負うと肩と腰に大きな負担
  • 移動が多い:ステージ間の移動だけで数km歩く
  • 荷物置き場がない:常に持ち歩く必要がある

■ 選び方の本質:軽量化と必要最小限

フェスの荷物は「持たない勇気」が重要です。理想の総重量は2〜3kg以下。

【必要最小限の荷物リスト】

  • 貴重品(財布、スマホ、チケット)
  • モバイルバッテリー
  • 水筒またはペットボトル(500ml×2本)
  • タオル・ハンカチ
  • 軽食(エナジーバー2〜3本)
  • レインウェア
  • 防寒着
  • 日焼け止め
  • 常備薬

■ おすすめアイテム

【軽量デイパック(15〜20L)】

こんな人におすすめ:
荷物をまとめて背負いたい人、両手をフリーにしたい人

メリット:

  • 荷物の重さを両肩で分散できる
  • 防水機能付きなら雨でも安心
  • 容量15〜20Lならフェスの荷物がちょうど収まる
  • チェストストラップ付きなら走っても揺れない

デメリット:

  • 貴重品を取り出すのに時間がかかる
  • 背中が蒸れやすい(メッシュパネル付きを選ぶ)

【サコッシュ】

こんな人におすすめ:
貴重品だけ持ち歩きたい人、最小限の荷物で動きたい人

メリット:

  • 超軽量(50〜100g程度)
  • 財布、スマホ、鍵などがすぐ取り出せる
  • 体に密着するので邪魔にならない
  • 防水タイプなら貴重品が濡れない

デメリット:

  • 容量が小さい(1〜3L程度)
  • ペットボトルが入らないモデルも

【荷物の使い分け戦略】

  1. デイパック:防寒着、レインウェア、水、食料など「使うかもしれないもの」
  2. サコッシュ:財布、スマホ、チケットなど「確実に使うもの」
  3. ライブエリアではサコッシュだけ持って移動、デイパックはロッカーかテント に置く

※関連記事:2025年フェス必須!人気サコッシュ&ボディバッグ特集

【失敗⑦】トイレで長時間並んで後悔

実際の失敗談:
「お目当てのバンドの開演15分前にトイレに行ったら、30分待ちの大行列。結局間に合わず、最初の3曲を聴き逃しました…」(20代女性)

■ なぜこの失敗が起きるのか

フェス会場のトイレは常に混雑しています。特に:

  • ピークタイムは30分以上待ち:ライブの開演直前、終演直後は大混雑
  • トイレの数が少ない:数万人に対して数十個の仮設トイレのみ
  • 衛生面の不安:夕方以降は清掃が追いつかないことも

■ 回避策:早めの行動と衛生グッズ持参

【トイレで失敗しないコツ】

  1. ライブの30分以上前に済ませる:直前は混雑ピーク
  2. ステージから遠いトイレを使う:メイン会場から離れた場所は比較的空いている
  3. 水分補給のタイミングを調整:ライブ直前の大量摂取は避ける
  4. 朝イチのトイレが快適:開場直後はきれい

【必携の衛生グッズ】

  • 除菌ウェットティッシュ
  • 携帯用ティッシュ(トイレットペーパー切れ対策)
  • ハンドジェル(手洗い場が少ない)
  • 消臭スプレー(ミニサイズ)
  • 生理用品(女性は多めに)

【女性の方へ】

女性トイレは特に混雑します。以下の対策も検討しましょう。

  • 多目的トイレも選択肢に(空いていることが多い)
  • 生理中は吸収力の高い製品を使用
  • ウェットティッシュは多めに持参

快適なフェスを過ごすための実践ポイント

①水分補給は「こまめに・意識的に」

のどが渇いたと感じたときはすでに軽い脱水症状。1時間に1回、コップ1杯(200ml)程度を目安に飲みましょう。ただし、一度に大量に飲むとトイレが近くなるので注意。

②スマホの電源管理術

  • 画面輝度を30〜40%に固定
  • Bluetooth、位置情報、Wi-Fiは使わないときOFF
  • バックグラウンドアプリを終了
  • 機内モードを基本にして、連絡時だけ解除
  • 低電力モードを常時ON

③荷物は軽量化が最優先

「もしかしたら使うかも」は持たない。フェスは移動距離が長く、重い荷物は確実に体力を奪います。本当に必要なものだけに絞りましょう。

④服装は「汚れてもいいもの」が基本

芝生、泥、雨、汗、食べこぼし…フェスでは服が汚れます。高価な服やお気に入りの服は避け、アウトドア仕様の機能的な服を選びましょう。

⑤履き慣れた靴で参戦

どんなに高性能な靴でも、新品では靴擦れのリスクがあります。最低でも3回は履いて足に馴染ませてから持っていきましょう。

まとめ:準備が8割、フェスは事前準備で決まる

フェス初心者がやりがちな7つの失敗は、すべて事前準備で100%回避できます

今回紹介したポイントを押さえておけば:

  • ✓ 朝から夜まで快適な服装で過ごせる
  • ✓ スマホの充電切れを心配しなくていい
  • ✓ 足が痛くならず会場を自由に動ける
  • ✓ 無駄な行列に並ばず時間を有効活用できる
  • ✓ 急な雨でも慌てない
  • ✓ 軽い荷物で疲れにくい
  • ✓ トイレで困らない

フェスは「準備が8割」です。しっかり装備を整えて、最高の音楽体験を楽しんでください!

※初めてのフェス参加なら、こちらも参考にどうぞ:初心者必見!音楽フェス持ち物リスト&準備完全ガイド

※ソロでフェスに行く方はこちら:【ソロ参加OK】一人で行くフェスの始め方

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