初めてのキャンプで日没までにテントが立たなかった…私の失敗談
初めてのキャンプで、まさかテント設営にこんなに時間がかかるとは思いませんでした。
現地到着が14時。「余裕でしょ」と思っていたのに、説明書を見てもパーツの名前がわからない。ポールはどこに通すの?ペグはどこから打つの?気づけば17時半。周りのキャンパーはとっくに焚き火を始めているのに、私はまだテントと格闘中。結局、暗闇の中でヘッドライトを使いながら設営を完了したのが18時過ぎでした。
あの時の私に教えてあげたい。「テント設営は、経験じゃなくて準備で決まる」ということを。
この記事では、初心者でもたった30分でテントを立てられる3つのコツをお伝えします。次のキャンプでは、余裕をもって夕焼けを眺めながらコーヒーを飲めるはずです。

なぜ初心者の設営は遅くなるのか?4つの原因
設営に時間がかかる理由は、実は明確です。
原因1:必要な道具がすぐに出てこない
荷物の奥底からペグやハンマーを探す時間だけで10分以上ロス。これ、本当によくあります。
原因2:テントの構造を理解していない
「このポールは長い方?短い方?」「フライシートって何?」現場で初めて向き合うと、時間が溶けます。
原因3:設営の正しい順番を知らない
ペグを先に打つべき?ポールを先に立てる?順番を間違えると、やり直しで倍の時間がかかることも。
原因4:道具が初心者向きではない
複雑な構造のテント、付属の安物ペグ。これでは設営に時間がかかって当然です。
結果として、「日没までにテントが立たない」「暑さ・寒さで集中力が切れる」「ペグが刺さらずイライラする」という悪循環に陥ってしまいます。
設営を劇的に早くする3つの本質
設営スピードを上げるには、以下の3つを押さえるだけで十分です。
本質1:事前準備で8割が決まる
家で一度、テントを広げてパーツを確認するだけで、現場での迷いがゼロになります。
- テントとポールの組み合わせを覚える:どのポールがどこに入るのか、色分けされているタグを確認
- 「設営キット」としてまとめる:ペグ、ハンマー、ロープを専用ケースに入れておく
- グランドシートを一番上に:最初に必要なものをすぐ取り出せる位置に
私はこの準備を始めてから、設営時間が半分になりました。「あれどこ?」という時間が完全になくなったからです。
本質2:設営しやすいテントを選ぶ
テント選びで設営時間は大きく変わります。初心者が選ぶべきは以下の特徴を持つテント:
- ポールが少ない:ポール2〜3本で立つテントが理想
- 自立式または吊り下げ式:ペグを打つ前に形が決まるタイプ
- 色分けされたスリーブ:どこに何を通すか一目でわかる
複雑な2ルームテントや大型テントは、慣れてからで十分です。
本質3:設営の順番を固定化する
迷わず手を動かせるルーティンを作ることで、設営時間は激減します。後ほど詳しい手順を解説します。
設営を早くする!おすすめテント&補助アイテム5選
ここでは、本当に設営スピードが上がる道具だけを厳選しました。
【迷ったらコレ】DOD ワンタッチテント T2-629-TN
こんな人におすすめ:とにかく設営を簡単にしたい初心者
メリット:
- 紐を引くだけで骨組みが立ち上がる
- 設営時間わずか3分程度
- 2人用で前室もあり使い勝手が良い
デメリット:
- 重量約3kgとやや重め
- 強風時は自立式より不安定
実際の使用シーン:キャンプ場到着後、車から荷物を下ろしたら即設営開始。骨組みを広げて紐を引くだけなので、子供と一緒でも迷わず完了。夕食の準備にすぐ取りかかれました。
【ソロキャンプなら】BUNDOK ソロティピー1 BDK-75
こんな人におすすめ:ソロキャンプで軽量・コンパクトを求める人
メリット:
- ワンポール式で設営が超シンプル
- 重量2.2kgと軽量
- 価格5,000円台とコスパ抜群
デメリット:
- ペグを打たないと自立しない
- ワンポールで天井が低め
実際の使用シーン:四隅にペグを打って中央にポールを立てるだけ。バイクツーリングで持ち運びやすく、疲れた夜でも10分で設営完了します。
【設営の要】村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm
こんな人におすすめ:どんな地面でも確実に設営したい人
メリット:
- 鍛造ペグで硬い地面にもガンガン刺さる
- 楕円形状で地中で回らず抜けにくい
- スノーピークより安価(8本3,500円程度)
デメリット:
- 1本約190gと重い
- 付属ペグより高価
実際の使用シーン:石混じりの硬い地面でも、付属のアルミペグは曲がってしまうところ、エリッゼステークなら数回叩くだけでしっかり固定。やり直しの時間がなくなり、設営時間が大幅短縮されました。
【必須道具】CAPTAIN STAG ペグハンマー
こんな人におすすめ:コスパ重視で確実にペグを打ちたい人
メリット:
- ヘッドが鋼製で力が伝わりやすい
- ペグ抜き用のフック付き
- 価格1,500円前後とお手頃
デメリット:
- 重量約500gとやや重め
実際の使用シーン:石で手を打つペグハンマーより、しっかりしたハンマーの方が少ない回数で確実にペグダウンできます。設営時間が5〜10分短縮されました。
【時短の秘密兵器】GENTOS LEDヘッドライト
こんな人におすすめ:夕方到着が多い、暗がりでの設営に備えたい人
メリット:
- 両手が空くので設営しやすい
- 明るさ300ルーメンで十分な視界
- 防水仕様で雨でも安心
デメリット:
- 充電式は事前充電が必要
実際の使用シーン:日没後の設営でも、頭につけておけば手元がしっかり見えます。ペグ打ちもロープ張りも迷わずできて、暗闇パニックを完全回避できました。
【実践編】誰でも30分で完了!最速設営の5ステップ
道具が揃ったら、あとは正しい手順で進めるだけです。
STEP1:設営場所の選定(3分)
テントを広げる前に、まず場所を決めます。チェックポイントは3つ:
- 地面が平ら:傾斜があると寝にくい
- 小石や木の根が少ない:寝心地に直結
- 水が溜まりにくい:くぼみは避ける
最初の場所選びで失敗すると、後で移動する羽目に。ここで3分使っても、トータルでは時短になります。
STEP2:グランドシートで位置決め(2分)
グランドシートを敷いて、テントの向きと大きさを確認します。
- 入口は風下:風が直接吹き込まない向きに
- ペグ位置を確保:四隅+α のスペースを確認
- 隣のテントとの距離:最低2m以上空ける
ここでズレると、あとで「ペグが打てない」「隣と近すぎる」となります。慌てず位置決めしましょう。
STEP3:テント本体の立ち上げ(10分)
テントのタイプによって異なりますが、基本的な流れは同じです:
ワンタッチ式の場合:
- 骨組みを広げる
- 紐を引いて立ち上げる
- 形を整える
ポール式の場合:
- ポールを組み立てる
- 色分けされたスリーブに通す(または吊り下げる)
- ポールを立ち上げる
- 形を整える
ポイントは「ペグを打つ前に、まず形を作る」こと。自立式なら、この時点で立っているはずです。
STEP4:対角線からペグダウン(10分)
ここが設営の要です。対角線の順番でペグを打つのがコツ。
- 最初のペグ(例:左前)
- 対角のペグ(右後ろ)
- 残りの対角(右前)
- 最後のペグ(左後ろ)
この順番で打つと、テントにバランスよくテンションがかかり、シワなく美しく立ちます。一辺ずつ打つと、最後に歪みが出て調整が必要になります。
ペグを打つ角度は地面に対して45〜60度。垂直だと抜けやすく、浅すぎても効果がありません。
STEP5:ガイロープで補強(5分)
初心者が忘れがちですが、ガイロープは必須です。
- 風の影響を受ける面に2〜4本張る
- テントから斜め45度の角度でペグダウン
- 自在金具で張り具合を調整
ガイロープがあるだけで、耐風性が段違いに向上します。「面倒くさい」と思わず、5分投資しましょう。
よくある設営ミスと対処法
ミス1:ペグが刺さらない
原因:地面が硬すぎる、または石が多い
対処法:鍛造ペグに変更。どうしても刺さらない場合は、石を退けるかペグ位置をずらす
ミス2:テントがシワシワ
原因:ペグの張り方が不均等
対処法:対角線の順番で張り直す。均等なテンションを意識
ミス3:風で倒れそう
原因:ガイロープを張っていない
対処法:すぐにガイロープを追加。風上側は特に重点的に
さらに時短したい人へ:上級テクニック
基本ができたら、以下のテクニックでさらなる時短を:
- ペグケースに番号を振る:「1〜4番がテント用」「5〜8番がタープ用」と決めておく
- ポールに目印をつける:「長いポール=赤テープ」など、暗闇でもわかる工夫
- 設営順を紙に書いて収納袋に入れる:「グランドシート→ポール→ペグ→ロープ」とメモ
これらの工夫で、さらに5〜10分短縮できます。
まとめ:設営は「準備」が9割
テント設営が遅いのは、経験不足ではありません。準備と道具と手順を最適化していないだけです。
この記事で紹介した3つのポイントを実践すれば:
- 設営時間が30〜50%短縮
- 気持ちに余裕が生まれる
- 初キャンプの満足度が大幅UP
次のキャンプでは、「テントがあっという間に立った!」という快感を、ぜひ体験してみてください。余った時間で、のんびりコーヒーを淹れながら夕焼けを眺める…そんな贅沢な時間が待っています。
⭐️快適に設営を終えてリラックスしているキャンパーのイメージ画像を挿入
関連記事
設営スピードが上がったら、次はこちらもチェック:



コメント