キャンプでコーヒーを淹れようとして、後悔した話
「キャンプの朝は挽きたてコーヒーで優雅に目覚める」。そんな憧れを抱いてコーヒー道具を買い揃えたものの、実際には…
「ミルが重くてザックを圧迫」
「ドリッパーがかさばって荷物が増えた」
「風が強くてお湯が全然沸かない」
「結局インスタントで済ませてしまった」
キャンプでコーヒーを淹れるのって、意外とハードルが高いんです。
道具選びを間違えると、重い・かさばる・使いにくいの三重苦。せっかくの朝のコーヒータイムが台無しになってしまいます。

キャンプのコーヒーギア、何を基準に選べばいい?
キャンプで本格コーヒーを楽しむためには、3つのポイントを押さえた道具選びが重要です。
【1】軽量・コンパクトであること
キャンプでは1グラムでも荷物を減らしたいもの。重いミルやかさばるドリッパーは、持ち運ぶだけでストレスになります。折りたたみ式や軽量素材のものを選びましょう。
【2】操作が簡単であること
家と違って、キャンプ場では安定した場所がない・風が強い・暗いなど、環境が不安定です。複雑な手順が必要な道具は避け、シンプルで扱いやすいものを選ぶのが正解です。
【3】美味しく淹れられること
どんなに軽くても、味がイマイチだと意味がありません。「簡単なのに美味しい」がキャンプコーヒーギアの理想形です。
この3つを満たす道具を揃えれば、キャンプの朝が劇的に変わります。
キャンプの朝を変えるコーヒーギア5選
【1】HARIO コーヒーミル・セラミックスリム|初心者に一番おすすめの手挽きミル
キャンプコーヒーの入門機として圧倒的な人気を誇るミル。累計138万個以上売れているベストセラー商品です。
【こんな人におすすめ】
- 初めて手挽きミルを買う人
- コスパ重視で選びたい人
- 水洗いできる衛生的なミルが欲しい人
【メリット】
- 価格が手頃(3,300円前後)で初心者でも手が出しやすい
- 軽量(245g)で持ち運びが楽
- セラミック刃で錆びず、全パーツ水洗い可能
- ハンドルを収納できてコンパクト
- 粒度調整が段階式で簡単
【デメリット】
- スリムな形状のため、挽くときに本体を持つ手に力が必要
- 一度に挽ける量は24g(約2杯分)まで
- 高級ミルと比べると挽きムラがやや出やすい
【実際の使用シーン】
朝起きたらテーブルの上でゴリゴリと豆を挽く。その香りだけで目が覚めます。1杯分なら約1分半で挽き終わるので、お湯を沸かしている間に挽けば効率的です。

【2】Snow Peak チタンシングルマグ|一生モノの軽量マグ
スノーピークの定番商品。27年以上のロングセラーで、多くのキャンパーに愛され続けています。
【こんな人におすすめ】
- 長く使える一生モノのマグが欲しい人
- 直火で温め直しをしたい人
- 家族分まとめてスタッキングしたい人
【メリット】
- チタン製で驚異の軽さ(300mlで50g)
- 直火OKで、冷めたコーヒーも温め直せる
- 熱伝導率が低いため、飲み口が熱くなりにくい
- 3サイズすべてスタッキング可能で携帯性抜群
- 丈夫で一生使える
【デメリット】
- 価格がやや高め(300mlで3,190円)
- シングルウォールなので保温性は低い
- 軽い分、風で倒れやすい(注意が必要)
【実際の使用シーン】
チタンの薄さが口当たりをまろやかにし、コーヒーの味がワンランク上に感じられます。焚き火の側に置いて、冷めたら直火で温め直すのもキャンプならではの楽しみ方です。
【サイズの選び方】
- 220ml:子供用やエスプレッソサイズに
- 300ml:コーヒー・紅茶に最適な定番サイズ
- 450ml:ビールや味噌汁、氷入りドリンクに
【3】Kalita ウェーブドリッパー(ステンレス製)|初心者でも失敗しない安定ドリッパー
プロのバリスタも愛用する、誰でも美味しく淹れられる定番ドリッパー。波型フィルターが特徴です。
【こんな人におすすめ】
- ドリップ初心者で安定した味を出したい人
- 家でもキャンプでも同じ道具を使いたい人
- 雑味の少ないクリアな味が好きな人
【メリット】
- 波型フィルターで均一抽出、初心者でも味がブレない
- 底が平らで粉に均等にお湯が馴染む
- ステンレス製は耐久性が高くアウトドア向き
- 専用フィルターが手に入りやすい
【デメリット】
- 専用の波型フィルターが必要(一般的な台形フィルターは使えない)
- 他のドリッパーに比べるとやや大きめ
- 風が強い日はフィルターが動きやすい
【実際の使用シーン】
お湯を注ぐ速度が多少ばらついても、波型フィルターのおかげで安定した味に仕上がります。キャンプで「今日の一杯は失敗した」ということが少ないドリッパーです。
【サイズの選び方】
- 155(1-2人用):ソロ・デュオキャンプに、価格2,000-2,500円
- 185(2-4人用):ファミリーキャンプに、価格2,500-3,000円
【4】UNIFLAME コーヒーバネット|究極のコンパクト収納ドリッパー
折りたたむとほぼフラットになる、アウトドア専用設計のドリッパー。荷物を極限まで減らしたい人の定番です。
【こんな人におすすめ】
- 荷物を1グラムでも減らしたい人
- 軽量装備でのソロキャンプや登山をする人
- 雑味の少ないクリアな味が好きな人
【メリット】
- 折りたたみ式で収納時の厚さわずか2cm
- 重量はcuteで65g、grandeでも72gと超軽量
- 壁面がないのでガスが抜け、雑味が出にくい
- 市販の円錐形ペーパーフィルターが使える
- 18-8ステンレス製で錆びず長持ち
【デメリット】
- お湯を注ぐ際、フィルターが折れやすい(丁寧に注ぐ必要あり)
- ワイヤー構造のため、小さいカップには不安定
- 慣れるまで少しコツが必要
【実際の使用シーン】
ザックのポケットにすっと入るサイズ感が魅力。登山やソロキャンプで、荷物を最小限にしたいときに真価を発揮します。
【サイズの選び方】
- cute(2人用):2,200円、ソロ・デュオキャンプに
- grande(4人用):2,420円、ファミリーキャンプに
【5】ジェットボイル ZIP / フラッシュ|風に強い最速湯沸かし器
風が強いキャンプでも驚異的な速さでお湯が沸く、コーヒー以外の用途にも使える万能ギアです。
【こんな人におすすめ】
- 朝の時間がない人
- 風が強い環境でキャンプすることが多い人
- コーヒー以外にもカップ麺や料理に使いたい人
【メリット】
- 0.5Lの水が約1分40秒〜2分15秒で沸騰(驚異の速さ)
- 風防一体型で風が強い日でも安定
- 燃料効率が良く、ガスが長持ち
- コーヒーだけでなくカップ麺や簡単な調理にも使える
- オールインワン設計で収納が楽
【デメリット】
- 価格が高め(ZIP:13,750円、フラッシュ:17,000-19,250円)
- 専用クッカーが必須(汎用性は低い)
- 重量はやや重め(ZIP:407g、フラッシュ:371g)
- ZIPは自動点火装置がなく、ライターが必要
【実際の使用シーン】
冬の早朝、寒くて手がかじかむ中でも、あっという間にお湯が沸いて温かいコーヒーが飲めるのは感動モノ。コーヒー以外にも朝食の味噌汁作りや、カップ麺にも使えて便利です。
【モデルの選び方】
- 迷ったらコレ:フラッシュ…自動点火装置付きで使いやすい。沸騰を知らせるインジケーター付き。
- コスパ重視なら:ZIP…自動点火なし、価格が安い。ライターを持参すればOK。
キャンプで美味しいコーヒーを淹れる3つのコツ
【コツ1】挽きたての豆を使う
手挽きミルがあるだけで、香りも味も全然違います。時間がないときは、家で粗挽きにした豆を持参するのもアリです。
【コツ2】お湯はゆっくり注ぐ
焦って一気に注ぐと薄くなりがち。ゆっくり円を描くように注ぐとコクが増します。
【コツ3】風が強い日は風防を使う
風でお湯が散ったり、ドリッパーが倒れたりするのを防ぐため、風防(ウィンドスクリーン)があると安心です。
関連記事
コーヒーギア以外にも、キャンプで揃えておきたい道具はたくさんあります。こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
キャンプの朝、コーヒーの道具を揃えるだけで想像以上に豊かな時間になります。
今回紹介したギアは、すべて「軽い・簡単・美味しい」の3条件を満たしたものばかり。初心者でも失敗しない、実績のある道具だけを厳選しました。
【迷ったらこの組み合わせ】
- ミル:HARIOセラミックスリム(コスパ抜群)
- マグ:Snow Peakチタンシングルマグ300ml(定番サイズ)
- ドリッパー:Kalitaウェーブ155(初心者でも失敗しない)
- 湯沸かし:ジェットボイルZIP(コスパ重視)
コーヒーギアはAmazonセールや楽天スーパーセールで割引されることも多いジャンル。気になるものがあれば、セールのタイミングでチェックしてみてください。
キャンプの朝、挽きたてのコーヒーを淹れる時間。それは、忙しい日常では味わえない贅沢です。



コメント