
「桜も咲いてきたし、そろそろキャンプデビューしよう!」
そう思って4月中旬、意気揚々と標高800mのキャンプ場に出かけた私。昼間は20度を超える陽気で、半袖でも汗ばむほど。「これなら余裕だ」と油断した夜、テント内の温度計はなんと2度。夏用の薄い寝袋では寒すぎて眠れず、車の中で暖房をつけて朝を迎えました。
15年以上キャンプを続けてきた私でも、春キャンプの寒暖差には何度も泣かされてきました。この記事を読んでいるあなたには、同じ失敗をしてほしくない。
春キャンプは本当に素晴らしい季節です。虫が少なく、人混みも夏ほどではない。何より、桜や新緑の中でのキャンプは格別です。ただし、「春だから暖かいだろう」という油断が、最大の敵なんです。
春キャンプ初心者が陥る3つの罠
【罠①】昼間の気温に騙される
日中20度でも、夜は5度以下になることはザラ。標高が100m上がるごとに気温は約0.6度下がります。
【罠②】夏用ギアで行ってしまう
「3シーズン用」と書いてあっても、快適温度をしっかり確認しないと寒さで眠れません。
【罠③】標高を気にせずキャンプ場を選ぶ
同じ4月でも、標高0mと1000mでは気温が6度も違います。初心者は標高500m以下がおすすめです。
この記事で解決できること
- 春キャンプの気温データと「本当に必要な装備」がわかる
- 初心者が失敗しないキャンプ場の選び方がわかる
- 予算別(5万円/10万円/20万円)の具体的な装備プランがわかる
- 春キャンプを10倍楽しむコツがわかる
それでは、快適な春キャンプデビューのための完全ガイド、始めましょう。
春キャンプの基礎知識|3月・4月・5月で全然違う!
「春キャンプ」と一口に言っても、3月と5月では気温も装備も大きく異なります。まずは月別・標高別のリアルな気温データを押さえておきましょう。
【月別・標高別】気温データ表(関東エリア基準)
| 月 | 標高0m(平地) | 標高500m | 標高1000m | 必要な寝袋の快適温度 |
|---|---|---|---|---|
| 3月 | 最高15℃/最低5℃ | 最高12℃/最低2℃ | 最高9℃/最低-1℃ | -5℃以下 |
| 4月前半 | 最高18℃/最低8℃ | 最高15℃/最低5℃ | 最高12℃/最低2℃ | 0℃程度 |
| 4月後半 | 最高22℃/最低12℃ | 最高19℃/最低9℃ | 最高16℃/最低6℃ | 0〜5℃ |
| 5月前半 | 最高24℃/最低14℃ | 最高21℃/最低11℃ | 最高18℃/最低8℃ | 5℃程度 |
| 5月後半 | 最高26℃/最低16℃ | 最高23℃/最低13℃ | 最高20℃/最低10℃ | 5〜10℃ |
重要ポイント:寝袋を選ぶときは「キャンプ場の最低気温-5℃」の快適温度を目安にしましょう。4月前半に標高500mのキャンプ場に行くなら、快適温度0℃の寝袋が必要です。
春キャンプのメリット5つ
① 虫が少ない
蚊やブヨが本格的に活動するのは6月以降。春は虫刺されの心配がほとんどありません。
② 人が少ない
夏のハイシーズンと比べて予約が取りやすく、静かなキャンプが楽しめます。
③ 過ごしやすい気温
日中は暑すぎず、テント設営で汗だくになることも少ないです。
④ 景色が美しい
桜、新緑、山菜など、春ならではの自然を満喫できます。
⑤ 焚き火が気持ちいい
少し肌寒い夜に焚き火を囲む時間は、春キャンプならではの醍醐味です。
春キャンプのデメリット3つ
① 寒暖差が激しい
昼と夜で15〜20度の差があることも。服装・寝具の準備が重要です。
② 花粉症の方には辛い
3〜4月はスギ・ヒノキ花粉のピーク。対策必須です。
③ 天候が変わりやすい
春は低気圧が通過しやすく、急な雨に見舞われることも。
「GWだから混む」の真実
ゴールデンウィークは確かに混雑しますが、予約さえ早めに取れば問題ありません。多くのキャンプ場は2〜3ヶ月前から予約開始。人気キャンプ場は予約開始日にすぐ埋まることもあるので、行きたいキャンプ場の予約開始日をチェックしておきましょう。
また、GW前半(4/27〜29頃)より後半(5/3〜5)の方が混む傾向があります。日程に余裕があれば前半狙いがおすすめです。
失敗しない場所選び5つの基準
キャンプ場選びで初心者がもっとも失敗しやすいのが「ロケーション重視で寒い場所を選んでしまう」こと。まずは選び方の基準を押さえてから、具体的なキャンプ場を探しましょう。
基準①:標高500m以下を推奨
春キャンプ初心者は、標高500m以下のキャンプ場を選びましょう。標高が高いほど景色は良くなりますが、夜の冷え込みも厳しくなります。
初めての春キャンプで「山の上のキャンプ場で満天の星空」は魅力的ですが、装備が整っていないと寒さで辛い思いをします。まずは低地で慣れてから、徐々に標高を上げていくのがおすすめです。
基準②:設備の充実度
初心者には以下の設備があるキャンプ場がおすすめです:
- AC電源サイト:電気毛布やホットカーペットが使え、寒さ対策に有効
- 温水シャワーまたは入浴施設:冷えた体を温められる
- レンタル品の充実:忘れ物があってもカバーできる
- 売店:薪や追加の防寒具を現地調達できる
基準③:アクセスの良さ
初心者は自宅から2時間以内で行けるキャンプ場がおすすめです。長距離移動で疲れた状態での設営は、トラブルの元。また、何かあったときにすぐ帰れる安心感も大切です。
高速道路のICから30分以内、できればコンビニやスーパーが近くにあると便利です。
基準④:初心者サポート体制
以下のようなサービスがあるキャンプ場は初心者に優しいです:
- スタッフ常駐(テント設営のアドバイスがもらえる)
- 初心者向け講習会の開催
- 手ぶらキャンププランの提供
- 設営代行サービス
基準⑤:混雑度の予測
混雑するキャンプ場は、隣のサイトとの距離が近く、落ち着かないことも。予約サイトの口コミや、SNSでの投稿をチェックして、GW時期の混雑具合を確認しておきましょう。
また、「予約制」のキャンプ場を選ぶことで、当日の混雑を避けられます。
初心者におすすめの春キャンプ場
関東エリア|厳選5箇所
①成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場(千葉県)
| 標高 | 約30m |
| 4月平均気温 | 最高19℃/最低9℃ |
| 設備 | AC電源あり/温水シャワー/売店/レンタル充実 |
| 料金目安 | 1泊 3,500円〜(サイト料) |
| 予約 | 比較的取りやすい |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめポイント:牧場併設で子連れにも人気。平地で寒暖差が少なく、初心者の春キャンプデビューに最適。手ぶらキャンプセットのレンタルも充実しています。
②ケニーズ・ファミリービレッジ(埼玉県)
| 標高 | 約200m |
| 4月平均気温 | 最高18℃/最低7℃ |
| 設備 | AC電源あり/温水シャワー/売店/レンタル充実 |
| 料金目安 | 1泊 4,000円〜(サイト料) |
| 予約 | GWは早めの予約推奨 |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめポイント:都心から約60分のアクセス。キャンプインストラクター資格を持つスタッフが常駐しており、初心者でも安心。川遊びやマス釣りも楽しめます。
③長瀞オートキャンプ場(埼玉県)
| 標高 | 約150m |
| 4月平均気温 | 最高18℃/最低6℃ |
| 設備 | AC電源あり/シャワー/売店/レンタル充実 |
| 料金目安 | 1泊 4,500円〜(サイト料) |
| 予約 | 人気のため早めの予約推奨 |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめポイント:荒川沿いの美しいロケーション。ドッグランや子ども向け遊具も充実。近くに温泉施設もあり、冷えた体を温められます。
④PICAさがみ湖(神奈川県)
| 標高 | 約300m |
| 4月平均気温 | 最高17℃/最低5℃ |
| 設備 | AC電源あり/温泉/売店/レンタル超充実 |
| 料金目安 | 1泊 6,000円〜(サイト料) |
| 予約 | GWは予約困難 |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめポイント:遊園地・イルミネーション併設の大型施設。温泉あり、レンタル品超充実で、手ぶらキャンプも可能。初心者向けのサポートが手厚いです。
⑤イレブンオートキャンプパーク(千葉県)
| 標高 | 約50m |
| 4月平均気温 | 最高19℃/最低9℃ |
| 設備 | AC電源あり/温水シャワー/売店/レンタル充実 |
| 料金目安 | 1泊 4,000円〜(サイト料) |
| 予約 | 比較的取りやすい |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめポイント:広々とした芝生サイトが魅力。釣り堀やアスレチックもあり、ファミリーに人気。春は桜も楽しめます。
その他エリア
関西エリア
①マキノ高原キャンプ場(滋賀県)|標高約300m|メタセコイア並木が美しい人気キャンプ場。温泉施設「さらさ」が隣接。
②休暇村紀州加太オートキャンプ場(和歌山県)|標高約50m|海を望む絶景ロケーション。温泉・レストラン完備の高規格キャンプ場。
東海エリア
①竜洋海洋公園オートキャンプ場(静岡県)|標高約5m|しおさい竜洋(温泉施設)併設。平地で寒暖差が少ない。
②NEOキャンピングパーク(岐阜県)|標高約500m|清流根尾川沿いの美しいキャンプ場。コテージも充実。
東北エリア
①ふくしま県民の森フォレストパークあだたら(福島県)|標高約600m|温泉・コテージ完備。5月がおすすめ。
②エコキャンプみちのく(宮城県)|標高約200m|国営みちのく杜の湖畔公園内。設備充実の高規格キャンプ場。
キャンプ場の詳しい選び方は、こちらの記事も参考にしてください:
▶ 初心者向けキャンプ場の選び方
春キャンプ必須ギア選定基準
キャンプギアを紹介する前に、「なぜそのギアが必要なのか」「どう選べばいいのか」の基準を解説します。この基準を理解しておけば、自分に合ったギアを選べるようになります。
テント選びの基準
春キャンプ用テントの選び方で重視すべきポイントは3つ:
①設営難易度
初心者は「ワンタッチテント」または「ドームテント」がおすすめ。設営時間の目安は15〜30分以内のものを選びましょう。
②耐水圧
春は雨が降りやすい季節。耐水圧は1,500mm以上あれば安心です。フライシート(外側のシート)付きの「ダブルウォール構造」を選びましょう。
③前室の有無
前室があると、雨の日でも靴や荷物を置けて便利。リビングスペースとしても使えます。
テントの詳しい選び方は、こちらの記事で解説しています:
▶ キャンプ初心者向けテントの選び方
寝袋選びの基準
春キャンプで最も重要なギアが寝袋です。選び方の基準は以下の通り:
①快適温度の見方
「快適使用温度」と「限界使用温度」の2つが表示されていることが多いです。必ず「快適使用温度」を基準に選んでください。限界温度は「これ以上寒いと危険」という意味で、快適に眠れる温度ではありません。
②春キャンプの推奨快適温度
- 3月・4月前半:快適温度 0℃以下
- 4月後半・5月前半:快適温度 5℃程度
- 5月後半:快適温度 10℃程度
③形状の選び方
- マミー型:保温性が高い。寒がりの方、標高が高い場所に行く方向け
- 封筒型:ゆったり眠れる。暑いときはファスナーを開けて温度調整しやすい
寝袋の詳しい選び方は、こちらの記事で解説しています:
▶ キャンプ初心者向け寝袋の選び方
その他ギアの優先順位
キャンプギアは一度に全部揃える必要はありません。以下の優先順位で揃えていきましょう:
【最優先】必須ギア
- テント
- 寝袋(シュラフ)
- マット(地面からの冷気を防ぐ)
- ランタン
【高優先】あると快適なギア
- チェア・テーブル
- 焚き火台
- クッカー(調理器具)
【レンタルでOK】後から買い足すギア
- タープ
- コット(簡易ベッド)
- ツーバーナー
レンタルと購入の判断基準
初めてのキャンプなら、まずはレンタルで試してみるのがおすすめです。
レンタル向きのギア:
- テント(気に入ったサイズ感・使い勝手を確認してから購入)
- 寝袋(快適温度が自分に合うか試す)
- 焚き火台(使用頻度が低い場合)
購入向きのギア:
- マット(衛生面を考慮)
- チェア・テーブル(キャンプ以外でも使える)
- ランタン(防災用にもなる)
春キャンプ必須ギア完全リスト
テント|予算別おすすめ4選
【1万円台】コールマン ツーリングドームST
| 価格 | 約15,000円(Amazon参考価格) |
| 収容人数 | 1〜2人 |
| 設営時間目安 | 約15分 |
| 設営難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 耐水圧 | フライ1,500mm/フロア1,500mm |
メリット:コスパ抜群、設営簡単、前室あり
デメリット:2人だとやや狭い、ペグ・ハンマーは別途購入推奨
こんな人に:ソロ〜2人キャンプ、コスパ重視の方
【3万円台】スノーピーク アメニティドームS
| 価格 | 約32,000円(Amazon参考価格) |
| 収容人数 | 3人 |
| 設営時間目安 | 約20分 |
| 設営難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 耐水圧 | フライ1,800mm/フロア1,800mm |
メリット:高品質、永久保証、広い前室
デメリット:やや重い
こんな人に:長く使いたい方、品質重視の方
【5万円以上】コールマン タフワイドドームV/300
| 価格 | 約45,000円(Amazon参考価格) |
| 収容人数 | 4〜5人 |
| 設営時間目安 | 約25分 |
| 設営難易度 | ★★★☆☆ |
| 耐水圧 | フライ2,000mm/フロア2,000mm |
メリット:広い室内、アシスト機能で設営簡単、高い耐水圧
デメリット:大きい分収納サイズも大きい
こんな人に:ファミリーキャンプ、広い空間が欲しい方
【レンタル】キャンプ場での手ぶらプラン
料金目安:1泊 3,000〜8,000円(テントのみ)
メリット:初期投資ゼロ、設営済みプランも選べる
デメリット:使いたいモデルを選べないことも
こんな人に:まずは試してみたい方、年1〜2回のキャンプの方
テントのさらに詳しい比較は、こちらの記事で:
▶ キャンプ初心者向けテントの選び方
▶ 2人用テントおすすめ5選
寝袋|快適温度別おすすめ4選
【快適温度5℃】コールマン パフォーマーIII/C5
| 価格 | 約5,000円 |
| 快適温度 | 5℃ |
| 形状 | 封筒型 |
| 重量 | 約1.4kg |
| おすすめ時期 | 5月・低地の4月後半 |
メリット:コスパ抜群、洗濯機で丸洗い可能
デメリット:4月前半の標高500m以上は寒い
こんな人に:5月メインのキャンプ、コスパ重視の方
【快適温度0℃】コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
| 価格 | 約12,000円 |
| 快適温度 | -5℃〜12℃(3層式で調整可能) |
| 形状 | 封筒型 |
| 重量 | 約4.9kg(3層合計) |
| おすすめ時期 | 3〜5月オールシーズン対応 |
メリット:3層式で温度調整自在、春〜秋まで対応
デメリット:収納サイズが大きい
こんな人に:1つで3シーズン使いたい方
【快適温度-5℃】モンベル ダウンハガー800 #3
| 価格 | 約35,000円 |
| 快適温度 | -2℃ |
| 形状 | マミー型 |
| 重量 | 約600g |
| おすすめ時期 | 3月〜4月、標高の高い場所 |
メリット:超軽量・コンパクト、高品質ダウン
デメリット:価格が高い
こんな人に:装備を軽くしたい方、品質重視の方
【冬対応】ナンガ オーロラライト 450DX
| 価格 | 約38,000円 |
| 快適温度 | 0℃ |
| 形状 | マミー型 |
| 重量 | 約1,000g |
| おすすめ時期 | 3〜5月+冬キャンプも視野に |
メリット:防水透湿素材、永久保証、結露に強い
デメリット:価格が高い
こんな人に:将来的に冬キャンプもしたい方
寝袋のさらに詳しい比較は、こちらの記事で:
▶ キャンプ初心者向け寝袋の選び方
▶ 冬キャンプで寒くて眠れなかった体験談
マット・エアマット|おすすめ3選
地面からの冷気を防ぐマットは、春キャンプの必須アイテム。寝袋の快適温度はマットがある前提の数値なので、マットなしだと体感温度が5〜10℃下がります。
【コスパ重視】キャプテンスタッグ EVAフォームマット
価格:約2,000円|R値:約2|厚さ:20mm
折りたたみ式で設営簡単。春の低地キャンプなら十分な断熱性。
【バランス型】コールマン キャンパーインフレーターマット
価格:約8,000円|R値:約3|厚さ:50mm
自動膨張式で寝心地抜群。厚みがあり底冷えを防ぐ。
【高性能】サーマレスト プロライトプラス
価格:約18,000円|R値:3.2|厚さ:38mm
軽量・コンパクトで断熱性も高い。長く使える一生モノ。
マットの詳しい選び方は:
▶ マットの選び方
焚き火台|おすすめ3選
春キャンプの醍醐味である焚き火。初心者でも扱いやすいモデルを厳選しました。
【コスパ重視】キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル
価格:約4,000円|設営難易度:★☆☆☆☆|重量:約1.5kg
組み立て簡単、BBQもできる万能タイプ。
【定番】ユニフレーム ファイアグリル
価格:約7,500円|設営難易度:★☆☆☆☆|重量:約2.7kg
頑丈で長く使える定番モデル。ダッチオーブンも載せられる。
【おしゃれ】スノーピーク 焚火台M
価格:約17,000円|設営難易度:★☆☆☆☆|重量:約3.5kg
開くだけの簡単設営。美しいデザインで所有欲を満たす。
焚き火台の詳しい比較は:
▶ 焚き火台とグリルの違い
▶ 5000円以下の焚き火台おすすめ
ランタン|おすすめ3選
初心者にはLEDランタンがおすすめ。火を使わないので安全で、テント内でも使えます。
【メインランタン】ジェントス EX-1300D
価格:約5,000円|明るさ:1,300ルーメン|電池:単1×4本
キャンプサイト全体を照らせる大光量。防塵・防滴仕様。
【テント内用】ベアーボーンズ ビーコンライト
価格:約4,000円|明るさ:220ルーメン|充電式
おしゃれなデザイン。テント内やテーブル照明に最適。
▶ 初心者でも失敗しないランタンの選び方
▶ キャンプで使えるおすすめLEDランタン
テーブル・チェア
テーブルとチェアは、キャンプの快適さを大きく左右するアイテム。詳しい選び方は以下の記事をご覧ください:
▶ 初心者向けアウトドアテーブルの選び方
▶ 初心者向けアウトドアチェアの選び方
▶ キャンプチェアおすすめ15選|座り心地で選ぶ
クッカーセット
キャンプ料理に必要な調理器具。初心者はまずセットで揃えるのがおすすめです:
その他小物リスト
- ヘッドライト:▶ ヘッドライトの選び方
- ペグ・ハンマー:テント付属品より頑丈なものを推奨
- グランドシート:テントの下に敷いて汚れ・傷を防ぐ
- タオル・ウェットティッシュ
- ゴミ袋:▶ ゴミ管理のコツ
- 救急セット:▶ ファーストエイドの選び方
持ち物の完全チェックリストは:
▶ キャンプ初心者がまず揃えるべき道具リスト
服装・防寒対策
春キャンプで最も失敗しやすいのが服装選び。「昼間は暑いのに夜は凍える」という状況に対応するため、レイヤリング(重ね着)が基本です。
昼間の服装(気温15〜25℃想定)
基本の3レイヤー:
- ベースレイヤー(肌着):吸湿速乾性のあるTシャツ。綿は避ける
- ミドルレイヤー(中間着):長袖シャツまたは薄手のフリース
- アウターレイヤー(外着):ウインドブレーカーまたは薄手のジャケット
昼間は暑くなることも多いので、脱ぎ着しやすい服装を選びましょう。
夜の服装(気温5〜10℃想定)
昼間の服装に+10℃分の防寒を追加します:
- 追加するもの:ダウンジャケットまたは厚手のフリース
- 足元:厚手の靴下、必要に応じてダウンパンツ
- 小物:ニット帽、ネックウォーマー、手袋
「ちょっと多いかな」と思うくらい持っていくのが正解です。
寝るときの服装
寝袋に入る際の服装も重要です:
- ヒートテックなど保温性のあるインナー上下
- 厚手の靴下(寝袋内用に清潔なものを用意)
- 必要に応じてフリースやダウンジャケットを着たまま就寝
注意:汗をかいたままの服で寝ると体が冷えます。寝る前に着替えましょう。
防寒グッズおすすめ5選
- 使い捨てカイロ:▶ カイロ活用術
- 湯たんぽ:寝袋に入れると朝まで暖かい ▶ 湯たんぽ活用術
- 電気毛布:電源サイトなら最強の防寒(要AC電源)
- インナーシュラフ:寝袋の中に入れて保温力アップ
- ブランケット:焚き火時や就寝時のプラスαに
服装の詳しいガイドは:
▶ 冬キャンプでおすすめの服装レイヤリング完全解説
▶ アウトドア初心者が最初に揃えるべきウェア
春フェスの服装も参考になります:
▶ 春フェス・キャンプに最適なアウトドアシューズ
春キャンプの楽しみ方
焚き火の楽しみ方
春の夜に焚き火を囲む時間は格別です。初心者でも失敗しない焚き火のコツ:
- 薪は「針葉樹(着火用)」と「広葉樹(燃焼用)」の2種類を用意
- 着火剤を使えば簡単に火がつく
- 火の粉が飛ぶので、テントから離れた場所で
- 就寝2時間前には火を落とし始める
焚き火の詳しい始め方は:
▶ 初心者でも簡単にできる焚き火の始め方
▶ 焚き火がもっと楽しくなる便利ギア10選
春食材を使った簡単レシピ3選
①たけのこのホイル焼き
下茹でしたたけのこをアルミホイルに包み、焚き火で焼くだけ。味噌やバター醤油で。
②春野菜のアヒージョ
菜の花、新玉ねぎ、スナップエンドウをオリーブオイルとニンニクで煮込む。
③イチゴのホットサンド
イチゴとクリームチーズをパンに挟んでホットサンドメーカーで焼く。デザートに最高。
キャンプ料理のレシピは:
▶ 冬キャンプの簡単料理レシピ10選
花見キャンプのコツ
- 桜の開花情報をチェックして日程を決める
- 人気の花見キャンプ場は早めに予約(1〜2ヶ月前)
- 夜桜を楽しむならランタンを多めに持参
- 桜の花びらがテントに入るので、出入り時は注意
写真映えするスポット
- 朝霧の中のテント(早起きして狙う)
- 焚き火越しの夕暮れ
- 桜や新緑とテントの組み合わせ
- 夜のランタンに照らされたサイト
総予算別・装備プラン
「結局いくらかかるの?」という疑問に、具体的な予算プランでお答えします。
5万円コース(レンタル中心)
| 項目 | 内容 | 予算目安 |
|---|---|---|
| テント | レンタル(1泊) | 5,000円 |
| 寝袋 | 購入(コールマン パフォーマーIII) | 5,000円 |
| マット | 購入(EVAフォームマット) | 2,000円 |
| 焚き火台 | レンタル | 1,000円 |
| チェア・テーブル | レンタル | 2,000円 |
| ランタン | 購入(LED 1,000円台) | 2,000円 |
| 服装・防寒具 | 手持ちの服+追加購入 | 10,000円 |
| 小物・消耗品 | カイロ、タオル等 | 3,000円 |
| キャンプ場利用料 | 1泊 | 5,000円 |
| 食材・薪 | 5,000円 | |
| 合計 | 約40,000円 |
このプランのポイント:テントと焚き火台はレンタルで初期投資を抑え、寝袋とマットは今後も使えるものを購入。2回目以降のキャンプではレンタル代が減るので、さらにお得に。
10万円コース(基本セット購入)
| 項目 | 内容 | 予算目安 |
|---|---|---|
| テント | コールマン ツーリングドームST | 15,000円 |
| 寝袋 | コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ | 12,000円 |
| マット | コールマン インフレーターマット | 8,000円 |
| 焚き火台 | ユニフレーム ファイアグリル | 7,500円 |
| チェア | ヘリノックス タイプ(2脚) | 8,000円 |
| テーブル | キャプテンスタッグ アルミロールテーブル | 3,000円 |
| ランタン | ジェントス EX-1300D | 5,000円 |
| クッカー | スノーピーク アルミクッカー | 5,000円 |
| 服装・防寒具 | アウトドアウェア追加 | 15,000円 |
| 小物 | ペグ、ハンマー、ヘッドライト等 | 8,000円 |
| 合計 | 約86,500円 |
このプランのポイント:コスパの良いギアで一通りを揃える。年3〜4回以上キャンプに行くなら、レンタルより購入の方がお得。3シーズン使えるギアを選んでいるので、長く使えます。
20万円コース(長く使える投資)
| 項目 | 内容 | 予算目安 |
|---|---|---|
| テント | スノーピーク アメニティドームM | 50,000円 |
| 寝袋 | ナンガ オーロラライト 450DX | 38,000円 |
| マット | サーマレスト プロライトプラス | 18,000円 |
| 焚き火台 | スノーピーク 焚火台M スターターセット | 25,000円 |
| チェア | ヘリノックス チェアワン(2脚) | 24,000円 |
| テーブル | スノーピーク ワンアクションテーブル | 20,000円 |
| ランタン | ゴールゼロ+ベアーボーンズ | 10,000円 |
| クッカー | スノーピーク パーソナルクッカーセット | 8,000円 |
| 合計 | 約193,000円 |
このプランのポイント:10年以上使える「一生モノ」のギアを選択。メーカー保証が充実しているブランドを中心に。初期投資は高いが、買い替えの必要がないので長期的にはお得。所有する喜びも味わえます。
よくある失敗と対策
失敗①:寒さで眠れない
原因:寝袋の快適温度が足りない、マットがない・薄い
対策:
- 寝袋は「最低気温-5℃」の快適温度を選ぶ
- マットは必ず持参(R値2以上推奨)
- 湯たんぽや使い捨てカイロを活用
- 服を着込んで寝る(専用の就寝着を用意)
参考記事:▶ 冬キャンプで寒くて眠れなかった体験談
失敗②:テント設営に時間がかかる
原因:初めてのテントをぶっつけ本番で設営
対策:
- 出発前に自宅や公園で一度練習する
- 設営動画をYouTubeで確認しておく
- 初心者サポートがあるキャンプ場を選ぶ
- 明るいうちに到着し、余裕を持って設営
失敗③:忘れ物をした
よくある忘れ物:ペグ(テント付属のものを忘れる)、ランタンの電池、調味料、ゴミ袋
対策:
- チェックリストを作成して出発前に確認
- 売店のあるキャンプ場を選ぶ
- 近くにコンビニ・ホームセンターがある場所を選ぶ
失敗④:天気が急変した
対策:
- 出発前に天気予報を必ずチェック
- 雨具(レインウェア)を必ず持参
- タープがあると雨でも快適
- 撤退の判断は早めに
参考記事:▶ アウトドア初心者向けレインウェア
失敗⑤:虫に悩まされた
春は虫が少ないとはいえ、ゼロではありません。
対策:
- 虫除けスプレーを持参
- テントの出入りは素早く
- 食べ物を出しっぱなしにしない
- ランタンは食事場所から少し離して設置(虫を引き寄せるため)
まとめ|春キャンプ成功の3ステップ
ステップ1:場所選びで失敗を防ぐ
初心者は標高500m以下・設備充実・アクセス良好なキャンプ場を選びましょう。「景色より快適さ」を優先することで、最初のキャンプを楽しい思い出にできます。
ステップ2:装備は「寒さ対策」を最優先
春キャンプの敵は「昼と夜の寒暖差」です。寝袋は「最低気温-5℃」の快適温度、マットは必須、服装は多めに持参。「ちょっと多いかな」くらいがちょうどいいです。
ステップ3:準備開始は1ヶ月前から
1ヶ月前:キャンプ場の予約、ギアの購入・レンタル手配
2週間前:テント設営の練習、持ち物リスト作成
1週間前:天気予報確認、食材・薪の手配
前日:持ち物の最終チェック、車への積み込み
初心者向け持ち物チェックリスト
【必須】
- □ テント
- □ 寝袋(快適温度を確認)
- □ マット
- □ ランタン(電池も)
- □ チェア・テーブル
- □ 防寒着(ダウン、フリース)
- □ 寝る用の服
- □ 着替え
- □ 雨具
【あると便利】
- □ 焚き火台・薪
- □ クッカー・バーナー
- □ クーラーボックス
- □ 湯たんぽ・カイロ
- □ ブランケット
詳しいチェックリストは:
▶ キャンプ初心者がまず揃えるべき道具リスト
春キャンプは、適切な準備さえすれば本当に素晴らしい体験ができます。桜の下での焚き火、新緑に囲まれた朝のコーヒー、澄んだ空気の中での深呼吸…。
この記事を読んでくださったあなたなら、きっと素敵な春キャンプデビューができるはず。ぜひ、この春、キャンプの第一歩を踏み出してみてください。
準備でわからないことがあれば、当サイトの他の記事も参考にしてくださいね。
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