【2026年版】3-5月春キャンプ初心者ガイド|「まだ寒い」を防ぐ服装・ギア選びと失敗しない場所選び

3月〜5月の春キャンプで寒さ対策をする初心者向け服装とキャンプギアのイメージ キャンプ

「桜も咲いてきたし、そろそろキャンプデビューしよう!」

そう思って4月中旬、意気揚々と標高800mのキャンプ場に出かけた私。昼間は20度を超える陽気で、半袖でも汗ばむほど。「これなら余裕だ」と油断した夜、テント内の温度計はなんと2度。夏用の薄い寝袋では寒すぎて眠れず、車の中で暖房をつけて朝を迎えました。

15年以上キャンプを続けてきた私でも、春キャンプの寒暖差には何度も泣かされてきました。この記事を読んでいるあなたには、同じ失敗をしてほしくない。

春キャンプは本当に素晴らしい季節です。虫が少なく、人混みも夏ほどではない。何より、桜や新緑の中でのキャンプは格別です。ただし、「春だから暖かいだろう」という油断が、最大の敵なんです。

目次

春キャンプ初心者が陥る3つの罠

【罠①】昼間の気温に騙される
日中20度でも、夜は5度以下になることはザラ。標高が100m上がるごとに気温は約0.6度下がります。

【罠②】夏用ギアで行ってしまう
「3シーズン用」と書いてあっても、快適温度をしっかり確認しないと寒さで眠れません。

【罠③】標高を気にせずキャンプ場を選ぶ
同じ4月でも、標高0mと1000mでは気温が6度も違います。初心者は標高500m以下がおすすめです。

この記事で解決できること

  • 春キャンプの気温データと「本当に必要な装備」がわかる
  • 初心者が失敗しないキャンプ場の選び方がわかる
  • 予算別(5万円/10万円/20万円)の具体的な装備プランがわかる
  • 春キャンプを10倍楽しむコツがわかる

それでは、快適な春キャンプデビューのための完全ガイド、始めましょう。

春キャンプの基礎知識|3月・4月・5月で全然違う!

「春キャンプ」と一口に言っても、3月と5月では気温も装備も大きく異なります。まずは月別・標高別のリアルな気温データを押さえておきましょう。

【月別・標高別】気温データ表(関東エリア基準)

標高0m(平地)標高500m標高1000m必要な寝袋の快適温度
3月最高15℃/最低5℃最高12℃/最低2℃最高9℃/最低-1℃-5℃以下
4月前半最高18℃/最低8℃最高15℃/最低5℃最高12℃/最低2℃0℃程度
4月後半最高22℃/最低12℃最高19℃/最低9℃最高16℃/最低6℃0〜5℃
5月前半最高24℃/最低14℃最高21℃/最低11℃最高18℃/最低8℃5℃程度
5月後半最高26℃/最低16℃最高23℃/最低13℃最高20℃/最低10℃5〜10℃

重要ポイント:寝袋を選ぶときは「キャンプ場の最低気温-5℃」の快適温度を目安にしましょう。4月前半に標高500mのキャンプ場に行くなら、快適温度0℃の寝袋が必要です。

春キャンプのメリット5つ

① 虫が少ない
蚊やブヨが本格的に活動するのは6月以降。春は虫刺されの心配がほとんどありません。

② 人が少ない
夏のハイシーズンと比べて予約が取りやすく、静かなキャンプが楽しめます。

③ 過ごしやすい気温
日中は暑すぎず、テント設営で汗だくになることも少ないです。

④ 景色が美しい
桜、新緑、山菜など、春ならではの自然を満喫できます。

⑤ 焚き火が気持ちいい
少し肌寒い夜に焚き火を囲む時間は、春キャンプならではの醍醐味です。

春キャンプのデメリット3つ

① 寒暖差が激しい
昼と夜で15〜20度の差があることも。服装・寝具の準備が重要です。

② 花粉症の方には辛い
3〜4月はスギ・ヒノキ花粉のピーク。対策必須です。

③ 天候が変わりやすい
春は低気圧が通過しやすく、急な雨に見舞われることも。

「GWだから混む」の真実

ゴールデンウィークは確かに混雑しますが、予約さえ早めに取れば問題ありません。多くのキャンプ場は2〜3ヶ月前から予約開始。人気キャンプ場は予約開始日にすぐ埋まることもあるので、行きたいキャンプ場の予約開始日をチェックしておきましょう。

また、GW前半(4/27〜29頃)より後半(5/3〜5)の方が混む傾向があります。日程に余裕があれば前半狙いがおすすめです。

失敗しない場所選び5つの基準

キャンプ場選びで初心者がもっとも失敗しやすいのが「ロケーション重視で寒い場所を選んでしまう」こと。まずは選び方の基準を押さえてから、具体的なキャンプ場を探しましょう。

基準①:標高500m以下を推奨

春キャンプ初心者は、標高500m以下のキャンプ場を選びましょう。標高が高いほど景色は良くなりますが、夜の冷え込みも厳しくなります。

初めての春キャンプで「山の上のキャンプ場で満天の星空」は魅力的ですが、装備が整っていないと寒さで辛い思いをします。まずは低地で慣れてから、徐々に標高を上げていくのがおすすめです。

基準②:設備の充実度

初心者には以下の設備があるキャンプ場がおすすめです:

  • AC電源サイト:電気毛布やホットカーペットが使え、寒さ対策に有効
  • 温水シャワーまたは入浴施設:冷えた体を温められる
  • レンタル品の充実:忘れ物があってもカバーできる
  • 売店:薪や追加の防寒具を現地調達できる

基準③:アクセスの良さ

初心者は自宅から2時間以内で行けるキャンプ場がおすすめです。長距離移動で疲れた状態での設営は、トラブルの元。また、何かあったときにすぐ帰れる安心感も大切です。

高速道路のICから30分以内、できればコンビニやスーパーが近くにあると便利です。

基準④:初心者サポート体制

以下のようなサービスがあるキャンプ場は初心者に優しいです:

  • スタッフ常駐(テント設営のアドバイスがもらえる)
  • 初心者向け講習会の開催
  • 手ぶらキャンププランの提供
  • 設営代行サービス

基準⑤:混雑度の予測

混雑するキャンプ場は、隣のサイトとの距離が近く、落ち着かないことも。予約サイトの口コミや、SNSでの投稿をチェックして、GW時期の混雑具合を確認しておきましょう。

また、「予約制」のキャンプ場を選ぶことで、当日の混雑を避けられます。

初心者におすすめの春キャンプ場

関東エリア|厳選5箇所

①成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場(千葉県)

標高約30m
4月平均気温最高19℃/最低9℃
設備AC電源あり/温水シャワー/売店/レンタル充実
料金目安1泊 3,500円〜(サイト料)
予約比較的取りやすい
初心者おすすめ度★★★★★

おすすめポイント:牧場併設で子連れにも人気。平地で寒暖差が少なく、初心者の春キャンプデビューに最適。手ぶらキャンプセットのレンタルも充実しています。

②ケニーズ・ファミリービレッジ(埼玉県)

標高約200m
4月平均気温最高18℃/最低7℃
設備AC電源あり/温水シャワー/売店/レンタル充実
料金目安1泊 4,000円〜(サイト料)
予約GWは早めの予約推奨
初心者おすすめ度★★★★★

おすすめポイント:都心から約60分のアクセス。キャンプインストラクター資格を持つスタッフが常駐しており、初心者でも安心。川遊びやマス釣りも楽しめます。

③長瀞オートキャンプ場(埼玉県)

標高約150m
4月平均気温最高18℃/最低6℃
設備AC電源あり/シャワー/売店/レンタル充実
料金目安1泊 4,500円〜(サイト料)
予約人気のため早めの予約推奨
初心者おすすめ度★★★★☆

おすすめポイント:荒川沿いの美しいロケーション。ドッグランや子ども向け遊具も充実。近くに温泉施設もあり、冷えた体を温められます。

④PICAさがみ湖(神奈川県)

標高約300m
4月平均気温最高17℃/最低5℃
設備AC電源あり/温泉/売店/レンタル超充実
料金目安1泊 6,000円〜(サイト料)
予約GWは予約困難
初心者おすすめ度★★★★★

おすすめポイント:遊園地・イルミネーション併設の大型施設。温泉あり、レンタル品超充実で、手ぶらキャンプも可能。初心者向けのサポートが手厚いです。

⑤イレブンオートキャンプパーク(千葉県)

標高約50m
4月平均気温最高19℃/最低9℃
設備AC電源あり/温水シャワー/売店/レンタル充実
料金目安1泊 4,000円〜(サイト料)
予約比較的取りやすい
初心者おすすめ度★★★★☆

おすすめポイント:広々とした芝生サイトが魅力。釣り堀やアスレチックもあり、ファミリーに人気。春は桜も楽しめます。

その他エリア

関西エリア

①マキノ高原キャンプ場(滋賀県)|標高約300m|メタセコイア並木が美しい人気キャンプ場。温泉施設「さらさ」が隣接。

②休暇村紀州加太オートキャンプ場(和歌山県)|標高約50m|海を望む絶景ロケーション。温泉・レストラン完備の高規格キャンプ場。

東海エリア

①竜洋海洋公園オートキャンプ場(静岡県)|標高約5m|しおさい竜洋(温泉施設)併設。平地で寒暖差が少ない。

②NEOキャンピングパーク(岐阜県)|標高約500m|清流根尾川沿いの美しいキャンプ場。コテージも充実。

東北エリア

①ふくしま県民の森フォレストパークあだたら(福島県)|標高約600m|温泉・コテージ完備。5月がおすすめ。

②エコキャンプみちのく(宮城県)|標高約200m|国営みちのく杜の湖畔公園内。設備充実の高規格キャンプ場。

キャンプ場の詳しい選び方は、こちらの記事も参考にしてください:
▶ 初心者向けキャンプ場の選び方

春キャンプ必須ギア選定基準

キャンプギアを紹介する前に、「なぜそのギアが必要なのか」「どう選べばいいのか」の基準を解説します。この基準を理解しておけば、自分に合ったギアを選べるようになります。

テント選びの基準

春キャンプ用テントの選び方で重視すべきポイントは3つ:

①設営難易度
初心者は「ワンタッチテント」または「ドームテント」がおすすめ。設営時間の目安は15〜30分以内のものを選びましょう。

②耐水圧
春は雨が降りやすい季節。耐水圧は1,500mm以上あれば安心です。フライシート(外側のシート)付きの「ダブルウォール構造」を選びましょう。

③前室の有無
前室があると、雨の日でも靴や荷物を置けて便利。リビングスペースとしても使えます。

テントの詳しい選び方は、こちらの記事で解説しています:
▶ キャンプ初心者向けテントの選び方

寝袋選びの基準

春キャンプで最も重要なギアが寝袋です。選び方の基準は以下の通り:

①快適温度の見方
「快適使用温度」と「限界使用温度」の2つが表示されていることが多いです。必ず「快適使用温度」を基準に選んでください。限界温度は「これ以上寒いと危険」という意味で、快適に眠れる温度ではありません。

②春キャンプの推奨快適温度

  • 3月・4月前半:快適温度 0℃以下
  • 4月後半・5月前半:快適温度 5℃程度
  • 5月後半:快適温度 10℃程度

③形状の選び方

  • マミー型:保温性が高い。寒がりの方、標高が高い場所に行く方向け
  • 封筒型:ゆったり眠れる。暑いときはファスナーを開けて温度調整しやすい

寝袋の詳しい選び方は、こちらの記事で解説しています:
▶ キャンプ初心者向け寝袋の選び方

その他ギアの優先順位

キャンプギアは一度に全部揃える必要はありません。以下の優先順位で揃えていきましょう:

【最優先】必須ギア

  1. テント
  2. 寝袋(シュラフ)
  3. マット(地面からの冷気を防ぐ)
  4. ランタン

【高優先】あると快適なギア

  1. チェア・テーブル
  2. 焚き火台
  3. クッカー(調理器具)

【レンタルでOK】後から買い足すギア

  • タープ
  • コット(簡易ベッド)
  • ツーバーナー

レンタルと購入の判断基準

初めてのキャンプなら、まずはレンタルで試してみるのがおすすめです。

レンタル向きのギア:

  • テント(気に入ったサイズ感・使い勝手を確認してから購入)
  • 寝袋(快適温度が自分に合うか試す)
  • 焚き火台(使用頻度が低い場合)

購入向きのギア:

  • マット(衛生面を考慮)
  • チェア・テーブル(キャンプ以外でも使える)
  • ランタン(防災用にもなる)

春キャンプ必須ギア完全リスト

テント|予算別おすすめ4選

【1万円台】コールマン ツーリングドームST

価格約15,000円(Amazon参考価格)
収容人数1〜2人
設営時間目安約15分
設営難易度★★☆☆☆(初心者向け)
耐水圧フライ1,500mm/フロア1,500mm

メリット:コスパ抜群、設営簡単、前室あり
デメリット:2人だとやや狭い、ペグ・ハンマーは別途購入推奨
こんな人に:ソロ〜2人キャンプ、コスパ重視の方

【3万円台】スノーピーク アメニティドームS

価格約32,000円(Amazon参考価格)
収容人数3人
設営時間目安約20分
設営難易度★★☆☆☆(初心者向け)
耐水圧フライ1,800mm/フロア1,800mm

メリット:高品質、永久保証、広い前室
デメリット:やや重い
こんな人に:長く使いたい方、品質重視の方

【5万円以上】コールマン タフワイドドームV/300

価格約45,000円(Amazon参考価格)
収容人数4〜5人
設営時間目安約25分
設営難易度★★★☆☆
耐水圧フライ2,000mm/フロア2,000mm

メリット:広い室内、アシスト機能で設営簡単、高い耐水圧
デメリット:大きい分収納サイズも大きい
こんな人に:ファミリーキャンプ、広い空間が欲しい方

【レンタル】キャンプ場での手ぶらプラン

料金目安:1泊 3,000〜8,000円(テントのみ)
メリット:初期投資ゼロ、設営済みプランも選べる
デメリット:使いたいモデルを選べないことも
こんな人に:まずは試してみたい方、年1〜2回のキャンプの方

テントのさらに詳しい比較は、こちらの記事で:
▶ キャンプ初心者向けテントの選び方
▶ 2人用テントおすすめ5選

寝袋|快適温度別おすすめ4選

【快適温度5℃】コールマン パフォーマーIII/C5

価格約5,000円
快適温度5℃
形状封筒型
重量約1.4kg
おすすめ時期5月・低地の4月後半

メリット:コスパ抜群、洗濯機で丸洗い可能
デメリット:4月前半の標高500m以上は寒い
こんな人に:5月メインのキャンプ、コスパ重視の方

【快適温度0℃】コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ

価格約12,000円
快適温度-5℃〜12℃(3層式で調整可能)
形状封筒型
重量約4.9kg(3層合計)
おすすめ時期3〜5月オールシーズン対応

メリット:3層式で温度調整自在、春〜秋まで対応
デメリット:収納サイズが大きい
こんな人に:1つで3シーズン使いたい方

【快適温度-5℃】モンベル ダウンハガー800 #3

価格約35,000円
快適温度-2℃
形状マミー型
重量約600g
おすすめ時期3月〜4月、標高の高い場所

メリット:超軽量・コンパクト、高品質ダウン
デメリット:価格が高い
こんな人に:装備を軽くしたい方、品質重視の方

【冬対応】ナンガ オーロラライト 450DX

価格約38,000円
快適温度0℃
形状マミー型
重量約1,000g
おすすめ時期3〜5月+冬キャンプも視野に

メリット:防水透湿素材、永久保証、結露に強い
デメリット:価格が高い
こんな人に:将来的に冬キャンプもしたい方

寝袋のさらに詳しい比較は、こちらの記事で:
▶ キャンプ初心者向け寝袋の選び方
▶ 冬キャンプで寒くて眠れなかった体験談

マット・エアマット|おすすめ3選

地面からの冷気を防ぐマットは、春キャンプの必須アイテム。寝袋の快適温度はマットがある前提の数値なので、マットなしだと体感温度が5〜10℃下がります

【コスパ重視】キャプテンスタッグ EVAフォームマット

価格:約2,000円|R値:約2|厚さ:20mm
折りたたみ式で設営簡単。春の低地キャンプなら十分な断熱性。

【バランス型】コールマン キャンパーインフレーターマット

価格:約8,000円|R値:約3|厚さ:50mm
自動膨張式で寝心地抜群。厚みがあり底冷えを防ぐ。

【高性能】サーマレスト プロライトプラス

価格:約18,000円|R値:3.2|厚さ:38mm
軽量・コンパクトで断熱性も高い。長く使える一生モノ。

マットの詳しい選び方は:
▶ マットの選び方

焚き火台|おすすめ3選

春キャンプの醍醐味である焚き火。初心者でも扱いやすいモデルを厳選しました。

【コスパ重視】キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル

価格:約4,000円|設営難易度:★☆☆☆☆|重量:約1.5kg
組み立て簡単、BBQもできる万能タイプ。

【定番】ユニフレーム ファイアグリル

価格:約7,500円|設営難易度:★☆☆☆☆|重量:約2.7kg
頑丈で長く使える定番モデル。ダッチオーブンも載せられる。

【おしゃれ】スノーピーク 焚火台M

価格:約17,000円|設営難易度:★☆☆☆☆|重量:約3.5kg
開くだけの簡単設営。美しいデザインで所有欲を満たす。

焚き火台の詳しい比較は:
▶ 焚き火台とグリルの違い
▶ 5000円以下の焚き火台おすすめ

ランタン|おすすめ3選

初心者にはLEDランタンがおすすめ。火を使わないので安全で、テント内でも使えます。

【メインランタン】ジェントス EX-1300D

価格:約5,000円|明るさ:1,300ルーメン|電池:単1×4本
キャンプサイト全体を照らせる大光量。防塵・防滴仕様。

【テント内用】ベアーボーンズ ビーコンライト

価格:約4,000円|明るさ:220ルーメン|充電式
おしゃれなデザイン。テント内やテーブル照明に最適。
▶ 初心者でも失敗しないランタンの選び方
▶ キャンプで使えるおすすめLEDランタン

テーブル・チェア

テーブルとチェアは、キャンプの快適さを大きく左右するアイテム。詳しい選び方は以下の記事をご覧ください:

▶ 初心者向けアウトドアテーブルの選び方
▶ 初心者向けアウトドアチェアの選び方
▶ キャンプチェアおすすめ15選|座り心地で選ぶ

クッカーセット

キャンプ料理に必要な調理器具。初心者はまずセットで揃えるのがおすすめです:

▶ キャンプで本当に使えるクッカーセットの選び方

その他小物リスト

持ち物の完全チェックリストは:
▶ キャンプ初心者がまず揃えるべき道具リスト

服装・防寒対策

春キャンプで最も失敗しやすいのが服装選び。「昼間は暑いのに夜は凍える」という状況に対応するため、レイヤリング(重ね着)が基本です。

昼間の服装(気温15〜25℃想定)

基本の3レイヤー:

  1. ベースレイヤー(肌着):吸湿速乾性のあるTシャツ。綿は避ける
  2. ミドルレイヤー(中間着):長袖シャツまたは薄手のフリース
  3. アウターレイヤー(外着):ウインドブレーカーまたは薄手のジャケット

昼間は暑くなることも多いので、脱ぎ着しやすい服装を選びましょう。

夜の服装(気温5〜10℃想定)

昼間の服装に+10℃分の防寒を追加します:

  • 追加するもの:ダウンジャケットまたは厚手のフリース
  • 足元:厚手の靴下、必要に応じてダウンパンツ
  • 小物:ニット帽、ネックウォーマー、手袋

「ちょっと多いかな」と思うくらい持っていくのが正解です。

寝るときの服装

寝袋に入る際の服装も重要です:

  • ヒートテックなど保温性のあるインナー上下
  • 厚手の靴下(寝袋内用に清潔なものを用意)
  • 必要に応じてフリースやダウンジャケットを着たまま就寝

注意:汗をかいたままの服で寝ると体が冷えます。寝る前に着替えましょう。

防寒グッズおすすめ5選

  1. 使い捨てカイロ▶ カイロ活用術
  2. 湯たんぽ:寝袋に入れると朝まで暖かい ▶ 湯たんぽ活用術
  3. 電気毛布:電源サイトなら最強の防寒(要AC電源)
  4. インナーシュラフ:寝袋の中に入れて保温力アップ
  5. ブランケット:焚き火時や就寝時のプラスαに

服装の詳しいガイドは:
▶ 冬キャンプでおすすめの服装レイヤリング完全解説
▶ アウトドア初心者が最初に揃えるべきウェア

春フェスの服装も参考になります:
▶ 春フェス・キャンプに最適なアウトドアシューズ

春キャンプの楽しみ方

焚き火の楽しみ方

春の夜に焚き火を囲む時間は格別です。初心者でも失敗しない焚き火のコツ:

  • 薪は「針葉樹(着火用)」と「広葉樹(燃焼用)」の2種類を用意
  • 着火剤を使えば簡単に火がつく
  • 火の粉が飛ぶので、テントから離れた場所で
  • 就寝2時間前には火を落とし始める

焚き火の詳しい始め方は:
▶ 初心者でも簡単にできる焚き火の始め方
▶ 焚き火がもっと楽しくなる便利ギア10選

春食材を使った簡単レシピ3選

①たけのこのホイル焼き
下茹でしたたけのこをアルミホイルに包み、焚き火で焼くだけ。味噌やバター醤油で。

②春野菜のアヒージョ
菜の花、新玉ねぎ、スナップエンドウをオリーブオイルとニンニクで煮込む。

③イチゴのホットサンド
イチゴとクリームチーズをパンに挟んでホットサンドメーカーで焼く。デザートに最高。

キャンプ料理のレシピは:
▶ 冬キャンプの簡単料理レシピ10選

花見キャンプのコツ

  • 桜の開花情報をチェックして日程を決める
  • 人気の花見キャンプ場は早めに予約(1〜2ヶ月前)
  • 夜桜を楽しむならランタンを多めに持参
  • 桜の花びらがテントに入るので、出入り時は注意

写真映えするスポット

  • 朝霧の中のテント(早起きして狙う)
  • 焚き火越しの夕暮れ
  • 桜や新緑とテントの組み合わせ
  • 夜のランタンに照らされたサイト

総予算別・装備プラン

「結局いくらかかるの?」という疑問に、具体的な予算プランでお答えします。

5万円コース(レンタル中心)

項目内容予算目安
テントレンタル(1泊)5,000円
寝袋購入(コールマン パフォーマーIII)5,000円
マット購入(EVAフォームマット)2,000円
焚き火台レンタル1,000円
チェア・テーブルレンタル2,000円
ランタン購入(LED 1,000円台)2,000円
服装・防寒具手持ちの服+追加購入10,000円
小物・消耗品カイロ、タオル等3,000円
キャンプ場利用料1泊5,000円
食材・薪5,000円
合計約40,000円

このプランのポイント:テントと焚き火台はレンタルで初期投資を抑え、寝袋とマットは今後も使えるものを購入。2回目以降のキャンプではレンタル代が減るので、さらにお得に。

10万円コース(基本セット購入)

項目内容予算目安
テントコールマン ツーリングドームST15,000円
寝袋コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ12,000円
マットコールマン インフレーターマット8,000円
焚き火台ユニフレーム ファイアグリル7,500円
チェアヘリノックス タイプ(2脚)8,000円
テーブルキャプテンスタッグ アルミロールテーブル3,000円
ランタンジェントス EX-1300D5,000円
クッカースノーピーク アルミクッカー5,000円
服装・防寒具アウトドアウェア追加15,000円
小物ペグ、ハンマー、ヘッドライト等8,000円
合計約86,500円

このプランのポイント:コスパの良いギアで一通りを揃える。年3〜4回以上キャンプに行くなら、レンタルより購入の方がお得。3シーズン使えるギアを選んでいるので、長く使えます。

20万円コース(長く使える投資)

項目内容予算目安
テントスノーピーク アメニティドームM50,000円
寝袋ナンガ オーロラライト 450DX38,000円
マットサーマレスト プロライトプラス18,000円
焚き火台スノーピーク 焚火台M スターターセット25,000円
チェアヘリノックス チェアワン(2脚)24,000円
テーブルスノーピーク ワンアクションテーブル20,000円
ランタンゴールゼロ+ベアーボーンズ10,000円
クッカースノーピーク パーソナルクッカーセット8,000円
合計約193,000円

このプランのポイント:10年以上使える「一生モノ」のギアを選択。メーカー保証が充実しているブランドを中心に。初期投資は高いが、買い替えの必要がないので長期的にはお得。所有する喜びも味わえます。

よくある失敗と対策

失敗①:寒さで眠れない

原因:寝袋の快適温度が足りない、マットがない・薄い

対策:

  • 寝袋は「最低気温-5℃」の快適温度を選ぶ
  • マットは必ず持参(R値2以上推奨)
  • 湯たんぽや使い捨てカイロを活用
  • 服を着込んで寝る(専用の就寝着を用意)

参考記事:▶ 冬キャンプで寒くて眠れなかった体験談

失敗②:テント設営に時間がかかる

原因:初めてのテントをぶっつけ本番で設営

対策:

  • 出発前に自宅や公園で一度練習する
  • 設営動画をYouTubeで確認しておく
  • 初心者サポートがあるキャンプ場を選ぶ
  • 明るいうちに到着し、余裕を持って設営

参考記事:▶ キャンプ初心者が最初にやりがちな失敗7選

失敗③:忘れ物をした

よくある忘れ物:ペグ(テント付属のものを忘れる)、ランタンの電池、調味料、ゴミ袋

対策:

  • チェックリストを作成して出発前に確認
  • 売店のあるキャンプ場を選ぶ
  • 近くにコンビニ・ホームセンターがある場所を選ぶ

参考記事:▶ キャンプ初心者がまず揃えるべき道具リスト

失敗④:天気が急変した

対策:

  • 出発前に天気予報を必ずチェック
  • 雨具(レインウェア)を必ず持参
  • タープがあると雨でも快適
  • 撤退の判断は早めに

参考記事:▶ アウトドア初心者向けレインウェア

失敗⑤:虫に悩まされた

春は虫が少ないとはいえ、ゼロではありません。

対策:

  • 虫除けスプレーを持参
  • テントの出入りは素早く
  • 食べ物を出しっぱなしにしない
  • ランタンは食事場所から少し離して設置(虫を引き寄せるため)

まとめ|春キャンプ成功の3ステップ

ステップ1:場所選びで失敗を防ぐ

初心者は標高500m以下・設備充実・アクセス良好なキャンプ場を選びましょう。「景色より快適さ」を優先することで、最初のキャンプを楽しい思い出にできます。

ステップ2:装備は「寒さ対策」を最優先

春キャンプの敵は「昼と夜の寒暖差」です。寝袋は「最低気温-5℃」の快適温度、マットは必須、服装は多めに持参。「ちょっと多いかな」くらいがちょうどいいです。

ステップ3:準備開始は1ヶ月前から

1ヶ月前:キャンプ場の予約、ギアの購入・レンタル手配
2週間前:テント設営の練習、持ち物リスト作成
1週間前:天気予報確認、食材・薪の手配
前日:持ち物の最終チェック、車への積み込み

初心者向け持ち物チェックリスト

【必須】

  • □ テント
  • □ 寝袋(快適温度を確認)
  • □ マット
  • □ ランタン(電池も)
  • □ チェア・テーブル
  • □ 防寒着(ダウン、フリース)
  • □ 寝る用の服
  • □ 着替え
  • □ 雨具

【あると便利】

  • □ 焚き火台・薪
  • □ クッカー・バーナー
  • □ クーラーボックス
  • □ 湯たんぽ・カイロ
  • □ ブランケット

詳しいチェックリストは:
▶ キャンプ初心者がまず揃えるべき道具リスト


春キャンプは、適切な準備さえすれば本当に素晴らしい体験ができます。桜の下での焚き火、新緑に囲まれた朝のコーヒー、澄んだ空気の中での深呼吸…。

この記事を読んでくださったあなたなら、きっと素敵な春キャンプデビューができるはず。ぜひ、この春、キャンプの第一歩を踏み出してみてください。

準備でわからないことがあれば、当サイトの他の記事も参考にしてくださいね。

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