昨年のクリスマス、友人へのプレゼントに「デザインが良さそう」というだけで選んだバックパック。開けた瞬間は喜んでくれたものの、後で聞いたら「実は重くて使いにくくて、結局クローゼットの奥に…」という話に。
せっかく選んだプレゼントが、「もらったその日だけ」で終わってしまうのは悲しすぎる。
本当に喜ばれるバックパックとは何か?それは「毎日使いたくなる」機能性と、「どんなシーンにも馴染む」デザイン性を兼ね備えたものです。
今回は、私が実際に調査して分かった「本当に使える防水デイパック」を3つだけ厳選してご紹介します。スペック表の羅列ではなく、「実際に使うとどうなのか」にフォーカスしてお伝えします。
デイパック選びで失敗しないための「3つの判断基準」
1. 「防水性能」は必須条件
「防水」と一口に言っても、レベルはさまざま:
- 撥水加工のみ:軽い雨なら大丈夫だが、長時間は厳しい
- 高い防水性の生地:雨に強いが、縫い目やファスナーから浸水する可能性
- 止水ジッパー採用:ファスナー部分からの浸水も防ぐ
通勤・通学で使うなら、最低でも「高い防水性の生地」は欲しいところ。PCやタブレットを持ち運ぶなら、止水ジッパー採用モデルが安心です。
2. 容量は「20〜30L」がベストバランス
- 20L前後:身軽に動きたい、荷物少なめの人向け
- 30L前後:1泊旅行もこなせる、荷物多めの人向け
大きすぎると日常使いで持て余し、小さすぎると結局サブバッグが必要になります。自分の荷物量を考えて選びましょう。
3. 「重量」を侮るなかれ
デザイン重視で選んだバックパックが、空の状態で1.2kg超え…なんてことも。毎日使うものだからこそ、重量は重要です。
- 800g以下:超軽量、長時間でも疲れにくい
- 800〜1,000g:標準的な重さ
- 1,000g以上:高機能だが重い、短時間使用向け
本当に使える防水デイパック【厳選3選】
1. アークテリクス アロー22|デザインと機能性の完璧なバランス
価格:約34,000〜40,000円
こんな人におすすめ:
- デザイン性と機能性、どちらも妥協したくない
- 予算に余裕がある
- PCを毎日持ち運ぶビジネスパーソン
メリット:
- アークテリクス独自の「WaterTight®止水ジッパー」で高い防水性
- バリスティックナイロン+ハイパロンコーティングで抜群の耐久性
- 人間工学に基づいた背面パネルで、長時間背負っても疲れにくい
- 20年以上変わらないアイコニックなデザイン
- 15インチPCまで収納可能
デメリット:
- 価格が高い(3〜4万円)
- 重量が1,080gとやや重め(22Lの割に)
- 完全防水ではない(背面ポケットは防水ではない)
- 22Lの容量は人によっては少ない
実際の使用シーン: 通勤時、PCと書類、お弁当を入れて毎日使う場合を想定。止水ジッパーのおかげで、突然の雨でもPC収納部は濡れません。ただし、重量が1kg超えなので、荷物を入れると結構な重さに。背負い心地の良さでカバーされているものの、長時間歩くと肩への負担は感じます。
見た目の良さは抜群で、スーツにもカジュアルにも合わせやすい。「所有する喜び」を感じられる一品ですが、予算と重量を許容できるかが判断ポイントです。
迷ったらコレ: 予算が許せば、デザイン性と機能性のバランスでは最上位クラス。
2. ノースフェイス BCヒューズボックス2|コスパ最強の大容量モデル
価格:約13,000〜21,000円(公式20,900円)
こんな人におすすめ:
- 収納力を重視する
- コストパフォーマンスを求める
- 通学や部活・ジム通いなど荷物が多い
メリット:
- 30Lの大容量でボックス型だから荷物の出し入れが簡単
- TPEファブリックラミネートで耐水性・耐久性が高い
- 取り外し可能なオーガナイザー付き(サコッシュとしても使える)
- 15インチPCまで収納可能
- 豊富なカラー展開で人と被りにくい
- 6年使っても壊れない耐久性(実際の使用例)
デメリット:
- ボックス型で厚みがないため型崩れしやすい
- 自立しにくい(壁に立てかけても倒れてくる)
- デザインが定番すぎて個性が出にくい
- 重量は約1,065gとやや重め
実際の使用シーン: 通学で教科書とノートPC、お弁当、部活の着替えを入れる場合。30Lの大容量なので全て余裕で入ります。ボックス型は荷物を詰めやすく、底が広いので弁当箱も立てて入れられます。
ただし、荷物が少ない日は型崩れが気になります。自立しないので、置く場所を選ぶことも。防水性はそれなりにありますが、長時間の雨では完全には防げません。別売りのレインカバーを追加するのがおすすめです。
コスパ重視なら: 価格と性能のバランスでは最高クラス。学生にも社会人にもおすすめ。
3. マムート Seon Transporter 25|ビジネス特化の賢い選択
価格:約20,000〜25,000円
こんな人におすすめ:
- 仕事とプライベートをスマートに分けたい
- ビジネスシーンでの使いやすさを重視
- 出張が多い
メリット:
- 「WORK」と「CLIMB」の独立した2つのコンパートメント
- PCスリーブは止水ファスナーで完全防水
- ポリカーボネイトコーティングで摩耗性が高い
- スーツケースに取り付けられるトロリーループ付き
- 重量約1,000gでバランスが良い
- ミニマルで洗練されたデザイン
デメリット:
- 価格がやや高め(2〜2.5万円)
- 国内での取扱店が少ない
- カラー展開が限定的
- コンパートメントが2つあるため、慣れるまで使いにくい
実際の使用シーン: 平日は通勤用、週末はジムやクライミングジムへ行く場合を想定。WORKコンパートメントにPCと書類、CLIMBコンパートメントにジムウェアとシューズを入れれば、仕事帰りに直行できます。
2つのコンパートメントが完全に独立しているので、汗で濡れたウェアと仕事道具が混ざる心配がありません。ただし、最初は「どっちに何を入れるか」で迷うことも。慣れれば非常に便利です。
防水性は高く、雨の日も安心。スーツに合わせても違和感のないミニマルなデザインが魅力ですが、カジュアルすぎる服装には少し硬い印象かもしれません。
ビジネス特化なら: 仕事とプライベートの両立を考えるなら、最も賢い選択。
まとめ:相手のライフスタイルで選ぶのが正解
3つのモデル、どう選ぶ?
| モデル | 価格 | 容量 | 重量 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| アークテリクス アロー22 | 3.4〜4万円 | 22L | 1,080g | デザイン重視、予算に余裕あり |
| ノースフェイス BCヒューズボックス2 | 1.3〜2.1万円 | 30L | 1,065g | 収納力重視、コスパ重視 |
| マムート Seon Transporter 25 | 2〜2.5万円 | 25L | 1,000g | ビジネス特化、仕事とプライベート両立 |
予算別おすすめ
2万円以下: ノースフェイス BCヒューズボックス2 → コスパ最強、学生から社会人まで幅広く使える
2〜3万円: マムート Seon Transporter 25 → ビジネスシーンでの使い勝手を重視するなら
3万円以上: アークテリクス アロー22 → デザイン性と機能性の両立、所有する喜びを求めるなら
最後に伝えたいこと
バックパック選びで最も大切なのは、「相手がどんな使い方をするか」を想像すること。
- 通勤・通学で毎日使う → 軽さと防水性重視
- 荷物が多い → 収納力重視
- ビジネスシーン中心 → デザイン性と機能性のバランス
今回紹介した3つのモデルは、どれも「毎日使える」ことを考えて選びました。スペックだけでなく、実際の使用シーンを想像して選んでください。
きっと、クリスマスの朝に開けられた瞬間から、「毎日使いたい」と思ってもらえるはずです。



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